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プレスリリース

〈完全限定生産・豪華特典つき〉永遠のフレンチアイコン、ジェーン・バーキンが唯一残した自伝的作品『ジェーン・バーキン日記』が12月2日ついに発売!

趣向をこらした造本と豪華特典の全容、製作工程を撮影した動画&一部ためし読み公開中!




株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、女優、歌手として活躍し、ファッション、社会活動といった分野でも今なお大きな影響を与え続ける唯一無二の存在、ジェーン・バーキンが唯一残した自伝的作品『ジェーン・バーキン日記』(監訳:小柳帝)を2025年12月2日に刊行いたします。

『ジェーン・バーキン日記』特設サイト
https://www.kawade.co.jp/janebirkin_munkeydiaries/

2023年7月16日、惜しまれながら世を去ったジェーン・バーキンは、寄宿学校へ通う11歳の少女時代から、2013年、長女ケイトの突然の死まで、約60年にわたり書き綴った日記を何冊も残していました。『ジェーン・バーキン日記』は、約3年をかけ、この日記を自ら読み返し、当時を振り返りながら、自身の言葉で詳細なコメントを大幅に追記、註釈を加えたことで、「これまでになかったような本」と自負する、彼女の自叙伝とも呼ぶべき作品。

上巻『Munkey Diaries(マンキーダイアリーズ)』、下巻『Post-scriptum(ポスト・スクリプトゥム)』の日記2冊と、2種類の豪華特典、クオバディス × ジェーン・バーキン「オリジナルノートブック」、「オリジナルポストカード」10枚が特製函に収まった、いずれもこの商品でのみ入手可能な限定生産アイテムです(税込定価19,800円)。




おかしなことだけれど、私の日記さん、あなたは私の唯一の親友。長いこと私の愚痴や嘆きをがまんしてくれている。誰もが私は優しくて勇敢だと言う。でも違うの。私は愛してもらうためだけにいろいろなことをやって人生を送ってきたから。
(1985年、39歳、下巻『Post-scriptum』より)


唯一の自伝的作品『ジェーン・バーキン日記』

『ジェーン・バーキン日記』店頭用ポスター

一度きいたら忘れられない歌声、数々の名匠たちのスクリーンを彩った女優、自由でオリジナルな着こなしで独自のスタイルを確立した不滅のファッションアイコン、セルジュ・ゲンズブールら男たちとの恋、他者への愛と思いやりに溢れる慈善活動、そして、ケイト・バリー、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨンという3人の才能溢れる娘たちの母……捉えきれない程の様々な顔をもち、その生き方や人生そのものが作品とも言える唯一無二の存在、ジェーン・バーキン。

この900ページを超える日記には、家族や友人、恋人たちとの時間を心から楽しみ、表現者として仕事へ誠実に打ち込む姿がいきいきと描かれる一方で、その華やかな日々、キャリアのかげに隠された、自身の容姿や才能に対するコンプレックス、人間関係の悩みから、歌い演じることの緊張と恐怖、親しい人たちとの別離、そして、自身の病と向き合う日々まで、全てを包み隠すことなく、彼女の言葉でありありと記されています。

『ジェーン・バーキン日記』は、これまでメディアでは決して見られなかった、また、語られることのなかった、ジェーン・バーキンの本当の姿、真の肉声が随所に刻みこまれた、彼女が残した唯一の自伝的作品です。

フランスで『スローガン』という作品の撮影を終えたばかり。愛する男と一緒に出演している。彼の名前はセルジュ・ゲンズブール。すごく奇妙な風貌をしてるけど、彼を愛してる。セルジュは私が知っているすべてのものと大きく異なる。すごく退廃的だけど、同時にピュアなの。
(1968年、22歳、上巻『Munkey Diaries』より)



『ジェーン・バーキン日記』ためし読み公開中!



本書の刊行を記念して、「Web河出」では本書の一部ためし読みを公開中(全8回予定)。
瑞々しい感性で綴られた思春期の日記、容姿や自身の才能への赤裸々なコンプレックス、セルジュ・ゲンズブールをはじめとする様々な出会いと別れ……などなど、本書の魅力が垣間見られる部分を厳選してご紹介します。
下記リンクよりぜひご覧ください。

【第1回】私は今も12歳の頃の私のまま
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/164423/
【第2回】私ができることといえば、書くことと歌うことだけ
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/164574/
【第3回】彼の名前はセルジュ・ゲンズブール
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/166244/
【第4回】世界を驚かせたゲンズブールとの愛の顛末の裏で「いつになったら、お互いを傷つけずに好きなことができるんだろう。」
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/168060/
【第5回】「私は感じのいい人でしかない」──世界でもてはやされながら、自己評価の低さに苦しむジェーンは…
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/168605/
【第6回】祈りも虚しく、最愛の二人を失った数日間「いつもパパは言っていたそう。自分が逝くときには、セルジュを連れていくって。」
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/168605/



〈セルジュ、喧嘩はやめない? 私はもう10年も、あなたの調子を確かめるためだけにしか電話をしていないわ。〉と始まる1989年7月17日の日記。入退院を繰り返していたセルジュ・ゲンズブールはこの年4月、6時間12分におよぶ手術を受け、肝臓の3分の2を摘出した。『ジェーン・バーキン日記』下巻「Post-scriptum」 P174より



『ジェーン・バーキン日記』開封動画&製函・製本動画を公開中!



1.開封動画
趣向をこらしたこだわりの造本、豪華オリジナル特典も本書の特長の一つ。
YouTubeで公開中の開封動画では、2種類の豪華特典、クオバディスの定番「アイコニック ソフトカバーノート」に、ジェーンが実際使用していた日記帳(1962年)の表紙をあしらった「オリジナルノートブック」、兄アンドリュー・バーキンが撮影した貴重なポートレート、ジェーンのデッサンなどをプリントした10枚の「オリジナルポストカード」が、日記2冊とともに特製函に収まった全容をご覧いただけます。

■『ジェーン・バーキン日記』上・下巻&豪華特典を開封!
https://youtu.be/XNIa_9oAnI8

https://www.youtube.com/watch?v=XNIa_9oAnI8


2.製函&製本工程動画
製函&製本工程動画では、『ジェーン・バーキン日記』2冊と特典が収まる特製函がつくられる様子、ナチュラルな生成り素材を用いたクロス装の日記に、深い紺色のスピン(しおり紐)2本がつけられる工程など、職人たちによる手作業と多種多様な製作工程の一部をご覧いただけます。
こちらの動画を視聴すれば、本書を手に取った時の喜びが倍増すること請け合いです。

■『ジェーン・バーキン日記』の製函&製本工程に密着!
https://youtu.be/DZUFaV8CsHU

https://www.youtube.com/watch?v=DZUFaV8CsHU



『ジェーン・バーキン日記』へ寄せられたコメント
私の知っているジェーンの笑顔も恋も、私の知らないジェーンの涙も痛みも、全てが彼女の惜しみない、あふれる愛から生まれたことを知った。
この日記には、彼女の人生そのものが書かれている。
――野宮真貴(ミュージシャン)

「ノブ」としてこの日記に登場する私はジェーンと再会した。
日記の中に「いつもの」ジェーンがいるから。
――中島ノブユキ(作曲家・編曲家・ピアニスト)

カウンターカルチャーが生まれたスウィンギング・ロンドンから華やかな光に揺れるパリへ。
ジェーンの日々のいのちの滴りを書き綴ったというだけでなく、貴重な時代的背景を反映した出色の日記文学。
――村上香住子(作家・ジャーナリスト)

愛する人々との出会いと別れ。波乱の人生を送ったジェーン・バーキンの心の中(うち)が、
彼女の残したどんな映画や音楽よりも生々しく迫ってくる、日記文学としても一級品の本がこのダイアリーです。
――小柳帝(ライター・編集者・フランス語翻訳・本書監訳者)



著者
ジェーン・バーキン JANE BIRKIN
1946年12月14日ロンドン生まれ。1965年、映画『ナック』でスクリーンデビュー。作曲家ジョン・バリーと結婚し、長女ケイトを出産。離婚後、永住の地となるパリへ。フランスの国民的アーティスト、セルジュ・ゲンズブールと出会い、公私にわたるパートナーに。1969年に発表された楽曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」は各国で放送禁止処分を受けながらも世界的大ヒット。1971年に次女シャルロットを出産。歌手として、セルジュの楽曲を収めたソロアルバムのリリースを重ねる。1980年代に入り、映画監督ジャック・ドワイヨンと事実婚、三女ルーが誕生。ドワイヨン監督作のほか、ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・リヴェット、アニエス・ヴァルダら名匠による作品に出演。2000年代以降も、音楽、映画、舞台の各分野で表現者としての幅を大きく広げ、2007年、半自伝的映画『Boxes』では監督・脚本を務めた。エルメスのバッグ「バーキン」の生みの親で、メンズライクなシャツにジーンズ、コンバースといったシンプルで洗練された着こなしは「フレンチシック」の代名詞となった。2023年7月16日、自宅で死去。享年76。

監訳
小柳帝 MIKADO KOYANAGI
ライター・編集者・翻訳者・フランス語教室ROVA主宰。訳書にジャン=クロード・カリエール『ぼくの伯父さん』『ぼくの伯父さんの休暇』、著書に『ROVAのフレンチカルチャーAtoZ』などがある。


書誌情報



書名:ジェーン・バーキン日記(上巻『Munkey Diaries』、下巻『Post-scriptum』)  
著者:ジェーン・バーキン
監訳:小柳帝
訳者:椛澤有優/手束紀子/金敬淑/高橋真理子/徳永恭子
装幀:大倉真一郎
表紙写真:〈上巻〉 Andrew Birkin/〈下巻〉Gabrielle Crawford
ISBN 978-4-309-29519-0
発売日:2025年12月2日
税込定価:19,800円(本体18,000円)
特製函封入特典:
1.クオバディス × ジェーン・バーキン「オリジナルノートブック」(フランス製)
2.封筒入り「オリジナルポストカード」10枚

本書特設サイト
https://www.kawade.co.jp/janebirkin_munkeydiaries/
書誌URL:
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309295190/

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