プレスリリース
伊豆長岡温泉 すみよし館 コロナ禍で閉館した老舗旅館再生プロジェクト始動
株式会社雲匯海
2025.10.13
千代田区から伊豆の国市へ、お手頃価格の力で地域資源の再活用と持続的観光を目指して
株式会社雲匯海(うんわいかい、本社:東京都千代田区、東京都知事登録旅行業第3-8469号、代表取締役:李 花冉/北野 忠政、以下「雲匯海」)が推進する、静岡県伊豆の国市・伊豆長岡古奈温泉に所在する老舗旅館「伊豆長岡温泉 すみよし館」(以下「すみよし館」)の再生プロジェクトにおいて、改装工事と運営体制の整備が完了し、2025年10月15日から試験営業を開始することをお知らせいたします。
本プロジェクトは、コロナ禍で閉館した地域の観光資源を再活用し、地域経済の振興を軸に、伝統文化の継承と新たな交流の場を創出するとともに、多文化共生を通じて地域全体の持続的な発展を図ることを目的として、より多くの人が気軽に訪れ、地域の魅力に触れられるよう、「お手頃価格の高級温泉旅館 すみよし館」として再開いたします。

建物外観

客室からの景色

天然温泉掛け流しの大浴場
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により観光需要が急減し、経営環境の悪化からやむなく閉館しました。地域の象徴であった旅館の灯が消えることは、古奈温泉のみならず、伊豆全体の観光と地域経済にとっても大きな損失となりました。
雲匯海では、この現状を「失われた文化資源の再生」と捉え、日本社会の一員として地域の持続的な発展に寄与すべく、旅行会社として培ってきた観光業の知見と現場経験を生かし、宿泊分野においても地域の実情に即した運営が可能であるとの判断のもと、自社主導による再生に踏み切りました。
そのため、伊豆地域出身の旅館経営者や、コロナ禍で閉館した当時の社長をはじめとする関係者の意見を採り入れながら、多方面からの協議と検討を重ね、宿泊事業の専門家を集めて「宿泊事業本部」を設立し、本社直轄の管理体制のもとで運営準備を進めるとともに、旅館再生の専門家を交えて計画を策定し、設備更新と運営体制の再構築を行い、再開の方針を正式に決定いたしました。

約二百匹の錦鯉が泳ぐ水庭
人材面では、総支配人に伊豆出身で温泉旅館経営に精通する専門家を、副総支配人にはコロナ禍による閉館当時に経営を担っていた元社長を再びお迎えし、すみよし館の歴史と精神を深く理解する二人が中心となって、再生の現場を導く体制を確立いたします。
料理長には、調理師会創誠会会長を務める料理人を迎え、伝統の技と現代の感性を調和させた料理を通じて、旅館ならではの味わいを継承してまいります。
館内スタッフには、ベトナム・中国をはじめとする国際色豊かな人材を配置し、日本語での丁寧な接客と多言語対応を軸に、多文化共生の実践と地域雇用の創出を両立する運営を目指します。
夕食は「お手軽旅館会席」、朝食は「和定食」のみを会場食形式で提供し、サービス内容を明確化することで、品質を維持しながら効率的な運営を推進いたします。
チェックインには事前精算方式を導入し、滞在中の利便性を高めるとともに、予約管理は本社旅行事業本部、主要旅行サイトおよび電話予約センターを通じて一元化し、省力化と利便性の両立を図っています。
訪日インバウンド団体については、一等客室10室のみを対象とし、東京本社の集中管理のもとで受け入れを実施する一方、国内外の個人旅行客を中心に、欧米・アジア圏の法人旅行客にも対応できる柔軟かつ安定した宿泊体制を整備いたします。

檜の桶と陶器の風趣を映す露天風呂
お食事のみの料金は、夕食3,300円、朝食1,200円とし、いずれも会場食形式にて提供いたします。
上記料金にはサービス料を含み、消費税は別途申し受けます。

宿泊料金表
本稿をご覧いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
すみよし館の再生は、単なる事業の再開ではなく、地域に受け継がれてきた歴史と文化の灯を、もう一度ともす試みであります。
この場所が再び人々の笑顔と交流の場となり、
日本の温泉文化の美しさを次の世代へつなぐとともに、地域の経済循環を支える実践的な仕組みを築いてまいりたいと考えております。
私は外国人として日本に暮らし、数年にわたり家族と共にこの国の温かさや誠実さに触れ、深い感謝の思いを抱いてまいりました。今回の再生事業は、その感謝を形にし、多様な人材と地域の専門性を結びつけることで、文化と経済が共に息づく共生の場を育てていく挑戦であります。
雲匯海は、創立時に掲げた「文化のちがいを、可能性に変える。」という理念を今も変わらず大切にし、その精神のもと、地域資源の再生と観光の持続的発展を両立させながら、新しい価値を創造してまいります。
今後とも温かいご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 北野 忠政
本稿をご覧くださった皆さま、そして長年にわたり地域を支えてこられた皆さまに、誠にありがとうございます。
すみよし館の再生は、地域資源を民間の力で再構築し、観光と地域経済の双方に新たな循環を生み出すことを目指した実践的な取り組みであります。
本事業は、わが国が掲げる観光立国および地域活性化の方針にも通じ、地方の魅力を再発見し、持続可能な観光のかたちを実現する一歩であると考えております。
再生にあたっては、現場の実情を踏まえ、人材配置・運営効率・価格設計のすべてにおいて、地域に根ざした経営の最適化を図っております。お手頃な価格設定は、地域経済の循環を促し、観光需要を広く喚起するための戦略的判断であり、地域振興と多文化共生の実現に資するものであります。
今後とも、地域の皆さまと共に歩む企業として、誠心誠意取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
正式開業(グランドオープン):2026年1月1日(令和8年元旦)
https://www.sumiyoshikan.unwaikai.co.jp/pamphlet
すみよし館 公式サイト↓↓↓↓↓
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株式会社雲匯海 公式サイト↓↓↓↓↓
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株式会社雲匯海(うんわいかい、本社:東京都千代田区、東京都知事登録旅行業第3-8469号、代表取締役:李 花冉/北野 忠政、以下「雲匯海」)が推進する、静岡県伊豆の国市・伊豆長岡古奈温泉に所在する老舗旅館「伊豆長岡温泉 すみよし館」(以下「すみよし館」)の再生プロジェクトにおいて、改装工事と運営体制の整備が完了し、2025年10月15日から試験営業を開始することをお知らせいたします。
本プロジェクトは、コロナ禍で閉館した地域の観光資源を再活用し、地域経済の振興を軸に、伝統文化の継承と新たな交流の場を創出するとともに、多文化共生を通じて地域全体の持続的な発展を図ることを目的として、より多くの人が気軽に訪れ、地域の魅力に触れられるよう、「お手頃価格の高級温泉旅館 すみよし館」として再開いたします。

建物外観

客室からの景色

天然温泉掛け流しの大浴場
再生の背景
伊豆長岡温泉の古奈地区は、開湯から約1300年の歴史を有する由緒ある温泉地で、その狩野川沿いに建つすみよし館は、約二百匹の錦鯉が泳ぐ水庭を備え、静謐な佇まいと伝統的な建築美で知られる老舗旅館として、長年にわたり地域を代表する存在として多くの人々に親しまれてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により観光需要が急減し、経営環境の悪化からやむなく閉館しました。地域の象徴であった旅館の灯が消えることは、古奈温泉のみならず、伊豆全体の観光と地域経済にとっても大きな損失となりました。
雲匯海では、この現状を「失われた文化資源の再生」と捉え、日本社会の一員として地域の持続的な発展に寄与すべく、旅行会社として培ってきた観光業の知見と現場経験を生かし、宿泊分野においても地域の実情に即した運営が可能であるとの判断のもと、自社主導による再生に踏み切りました。
そのため、伊豆地域出身の旅館経営者や、コロナ禍で閉館した当時の社長をはじめとする関係者の意見を採り入れながら、多方面からの協議と検討を重ね、宿泊事業の専門家を集めて「宿泊事業本部」を設立し、本社直轄の管理体制のもとで運営準備を進めるとともに、旅館再生の専門家を交えて計画を策定し、設備更新と運営体制の再構築を行い、再開の方針を正式に決定いたしました。

約二百匹の錦鯉が泳ぐ水庭
運営体制
すみよし館の運営体制は、地域の伝統と文化を尊重しつつ、本社直轄による統制と現場の自律性を両立させ、日々の業務報告および週次巡回を通じて現場を支援しながら、「効率的で持続可能な経営を実現するための実践的な仕組みとして構築いたします。人材面では、総支配人に伊豆出身で温泉旅館経営に精通する専門家を、副総支配人にはコロナ禍による閉館当時に経営を担っていた元社長を再びお迎えし、すみよし館の歴史と精神を深く理解する二人が中心となって、再生の現場を導く体制を確立いたします。
料理長には、調理師会創誠会会長を務める料理人を迎え、伝統の技と現代の感性を調和させた料理を通じて、旅館ならではの味わいを継承してまいります。
館内スタッフには、ベトナム・中国をはじめとする国際色豊かな人材を配置し、日本語での丁寧な接客と多言語対応を軸に、多文化共生の実践と地域雇用の創出を両立する運営を目指します。
夕食は「お手軽旅館会席」、朝食は「和定食」のみを会場食形式で提供し、サービス内容を明確化することで、品質を維持しながら効率的な運営を推進いたします。
チェックインには事前精算方式を導入し、滞在中の利便性を高めるとともに、予約管理は本社旅行事業本部、主要旅行サイトおよび電話予約センターを通じて一元化し、省力化と利便性の両立を図っています。
訪日インバウンド団体については、一等客室10室のみを対象とし、東京本社の集中管理のもとで受け入れを実施する一方、国内外の個人旅行客を中心に、欧米・アジア圏の法人旅行客にも対応できる柔軟かつ安定した宿泊体制を整備いたします。

檜の桶と陶器の風趣を映す露天風呂
料金
宿泊料金は、1泊2食付き・2名様以上同一料金とし、部屋の広さや設備内容に応じて、お一人様10,000円から25,000円までのお手頃価格を実現いたしました。お食事のみの料金は、夕食3,300円、朝食1,200円とし、いずれも会場食形式にて提供いたします。
上記料金にはサービス料を含み、消費税は別途申し受けます。

宿泊料金表
代表コメント
代表取締役 李 花冉本稿をご覧いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
すみよし館の再生は、単なる事業の再開ではなく、地域に受け継がれてきた歴史と文化の灯を、もう一度ともす試みであります。
この場所が再び人々の笑顔と交流の場となり、
日本の温泉文化の美しさを次の世代へつなぐとともに、地域の経済循環を支える実践的な仕組みを築いてまいりたいと考えております。
私は外国人として日本に暮らし、数年にわたり家族と共にこの国の温かさや誠実さに触れ、深い感謝の思いを抱いてまいりました。今回の再生事業は、その感謝を形にし、多様な人材と地域の専門性を結びつけることで、文化と経済が共に息づく共生の場を育てていく挑戦であります。
雲匯海は、創立時に掲げた「文化のちがいを、可能性に変える。」という理念を今も変わらず大切にし、その精神のもと、地域資源の再生と観光の持続的発展を両立させながら、新しい価値を創造してまいります。
今後とも温かいご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 北野 忠政
本稿をご覧くださった皆さま、そして長年にわたり地域を支えてこられた皆さまに、誠にありがとうございます。
すみよし館の再生は、地域資源を民間の力で再構築し、観光と地域経済の双方に新たな循環を生み出すことを目指した実践的な取り組みであります。
本事業は、わが国が掲げる観光立国および地域活性化の方針にも通じ、地方の魅力を再発見し、持続可能な観光のかたちを実現する一歩であると考えております。
再生にあたっては、現場の実情を踏まえ、人材配置・運営効率・価格設計のすべてにおいて、地域に根ざした経営の最適化を図っております。お手頃な価格設定は、地域経済の循環を促し、観光需要を広く喚起するための戦略的判断であり、地域振興と多文化共生の実現に資するものであります。
今後とも、地域の皆さまと共に歩む企業として、誠心誠意取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
営業日程
試験営業(プレオープン):2025年10月15日(令和7年10月15日)正式開業(グランドオープン):2026年1月1日(令和8年元旦)
関連リンク
すみよし館 パンフレット↓↓↓↓↓https://www.sumiyoshikan.unwaikai.co.jp/pamphlet
すみよし館 公式サイト↓↓↓↓↓
https://www.sumiyoshikan.unwaikai.co.jp/
株式会社雲匯海 公式サイト↓↓↓↓↓
https://www.unwaikai.co.jp/
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