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プレスリリース

[サラダ音楽祭] 子どものためのオペラ『しろくまの王さま ヴァレモンの物語』演出家 菅尾友からのコメント到着!

サラダ音楽祭の人気企画・子どものためのオペラ。
今年はノルウェーの童話が原作の『しろくまの王さま ヴァレモンの物語』を上演。勇敢な娘 ラグナが、彼女が愛するしろくまの王さま ヴァレモンにかかった呪いを解くために、冒険に出るおはなし。歌手3名、そして小さなオーケストラが、子どもたちを魔法の世界へとお連れする。
演出・台本日本語翻訳は、子どものためのオペラプロダクションの演出経験も豊富で、ドイツ・コトブス州立劇場の首席演出家およびオペラ部門監督代理を務める菅尾友。音楽は、ドイツ語圏の劇場で子どもや若い聴衆のためのオペラ作品を多数手がけ、大きな成功を収めているオーストラリアの女性作曲家エレナ・カッツ=チェルニン。
子どもは新しい世界に出会い、大人は童心に帰るひととき。
東京芸術劇場がお届けする、本格的なオペラ体験をお楽しみいただきたい。

[演出・台本日本語翻訳 菅尾友からのコメント]

2025年夏の “子どものためのオペラ” では、白熊と少女の出会いから始まる、北欧の深い森と山々を舞台にした心躍る冒険譚に取り組ませていただきます。カッツ=チェルニン氏によるカラフルでリズミカルな音楽と、ヴォルフ氏が温かくも鋭い視点で描いた台本によって、ファンタジーでありながら現代の観客の心にも深く響く世界が広がる魅力的な音楽劇です。
孤独や不安を抱えながらも一歩ずつ前に進んでいく少女の姿が、今を生きる子どもたちへのささやかなエールとなることを願いながら、舞台を創り上げてまいります。オーケストラの生演奏が織りなす鮮やかな音の世界と、個性豊かな歌手たちの声の表現が響き渡る特別な音楽劇をどうぞお楽しみに!



【あらすじ】
勇敢で優しい心を持った娘ラグナは、夢の中に出てきたしろくまのヴァレモンと結婚しました。
深く想い合うふたりでしたが、ある夜、ラグナが「夜にヴァレモンの姿を見てはならない」という約束を破り、ヴァレモンは恐ろしいトロールの女王の城へ連れ去られてしまいます。ヴァレモンを取り戻そうと、たったひとり冒険の旅に出るラグナ。
ヴァレモンへの揺るがぬ愛を胸に、暗い森や吹雪の山々を越え、ついにトロールの城にたどり着きます。――ラグナの冒険の結末とは?そして、しろくまヴァレモンの"ほんとうの姿"とは?


作曲:エレナ・カッツ=チェルニン
原作台本:スザンネ・フェリシタス・ヴォルフ /『しろくまの王さま ヴァレモンの物語』
※ルクセンブルク・フィルハーモニー委嘱作品/東京芸術劇場による新制作

上演言語:日本語
演出/台本日本語翻訳:菅尾 友

【出演】
ラグナ:種谷典子(ソプラノ)
ヴァレモン:小野寺光(バリトン)
ストーリーテラー:神原愛可(ソプラノ)

ヴァイオリン:福崎雄也 クラリネット:濱崎由紀 トロンボーン:東川暁洋 ハープ:宮本あゆみ 打楽器:永野雅晴

【スタッフ】
美術/杉浦 充 照明/吉嗣敬介 衣裳/武田久美子 ヘアメイク/石原ももこ 音響/石丸耕一(東京芸術劇場)
音楽チーフ/小山祥太郎 コレペティトゥア/小埜寺美樹 
演出助手/成平有子 舞台監督/大洞邦裕

作曲家・演出家

エレナ・カッツ=チェルニン(作曲) Elena Kats-Chernin
現代を代表する最も国際的に活躍する作曲家の一人。
ウズベキスタンで生まれ、その後、ロシアで育ち、オーストラリアに移住。作曲をオーストラリアでリチャード・トゥープに師事し、その後、ドイツに渡り、ヘルムート・ラッヘンマンに師事。13年間のドイツでの活動後、1994年にオーストラリアに帰国。
1990年代より現代的な作風から、親しみやすい調性的な作風への転換を遂げた。それ以降、ミニマル・ミュージック、ダンス音楽、クラシック、民謡など、多様な音楽を融合させる独創的な作風を持っている。また、輪郭のはっきりしたリズムの躍動と、甘美なメロディ/ハーモニーを組み合わせている。
作品のジャンルは多岐に渡り、国際的なオーケストラや団体から数多くの委嘱を受けている。クラシック音楽や演劇のための作曲に加え、サイレント映画のための音楽も手がけ、テレビ広告キャンペーン「For the Journey」で声楽曲《エリザ・アリア》を使用されたことで世界的に知られるようになった。ドイツ語圏の劇場での、子どもや若い聴衆のためのオペラ作品を多数手がけ、大きな成功を収めている。          
(翻訳・編集:東京芸術劇場/Reprinted by kind permission of Boosey & Hawkes)



(C) Marlies Kross
菅尾友(演出・台本日本語翻訳) SUGAO Tomo1979年札幌生まれ。4歳でヴァイオリンを始め、アメリカ・ミシガン州の選抜オーケストラにおいてコンサートマスターを務めたほか、故・山本直純氏が指導したジュニア・フィルハーモニック・オーケストラや、アジア・ユース・オーケストラのヨーロッパ・ツアー等に参加。ニナガワ・カンパニー・ダッシュ、新国立劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー演出スタッフを経て、オペラ・音楽劇を中心に演出家として活動。2022/2023シーズンからドイツ・コトブス州立劇場のオペラ部門監督代理兼首席演出家に就任した。
これまでに『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』(日生劇場)、『ジュリアス・シーザー』(東京二期会)、『魔弾の射手』『サルタン王の物語』(関西二期会)、『ドン・キホーテ』(びわ湖ホール)、『ユグノー教徒』『ニクソン・イン・チャイナ』『神々の黄昏』『屋根の上のヴァイオリン弾き』(ヴュルツブルク歌劇場)、『トゥーランドット』『蝶々夫人』(ドルトムント歌劇場)、子どものための『魔笛』(ザルツブルク音楽祭、フェニーチェ堺)、『子どもと魔法』(ケルン歌劇場)、『ファウスト』(ビーレフェルト歌劇場)、『月の世界』『ロビン・フッド』(チューリヒ歌劇場)、『ノルマ』(プラハ国立歌劇場)、『ロジェ王』『魔笛』『ばらの騎士』『三つのオレンジへの恋』(コトブス州立劇場)、『鬼恋』(香港・世界初演)、『梧桐雨』(台湾國家戲劇院・世界初演)、『ゴールド!』『アトランティス・コード』(東京芸術劇場・日本初演)などの舞台を演出。
国際基督教大学卒業。08年文化庁新進芸術家海外研修制度派遣、09年ヴァーグナー国際財団奨学生、13年五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。



キャスト


(C) STUDIO KUMU
ラグナ:種谷典子(ソプラノ) TANETANI Noriko国立音楽大学および同大学院を首席で修了。学部卒業時に武岡賞、大学院修了時に声楽専攻最優秀賞受賞。新国立劇場オペラ研修所修了。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修員としてミラノおよびルガーノにて研鑽を積む。第24回リッカルド・ザンドナイ国際コンクール(伊)特別賞受賞。第16回東京音楽コンクール声楽部門第2位。第91回日本音楽コンクール声楽部門(歌曲)第2位。2021年二期会『魔笛』パパゲーナ、22年『フィガロの結婚』スザンナで一躍注目を集める。続けて日生劇場『セビリアの理髪師』、東京文化会館『子どもと魔法』に出演。23年には二期会『椿姫』ヴィオレッタ、24年9月『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、10月『影のない女』鷹の声を演じ、12月には『魔笛』パパゲーナで新国立劇場デビュー。今後の更なる活躍が期待されている。コンサートでも、準・メルクル指揮台湾フィルハーモニック「合唱幻想曲」、マカオ国際音楽祭「第九」のほかモーツァルトおよびフォーレ「レクイエム」など宗教曲のソリストとしても高い評価を得ている。25年11月読売日本交響楽団『夕鶴』つうで出演予定。二期会会員。






ヴァレモン:小野寺光(バリトン) ONODERA Hikaru昭和音楽大学卒業、同大学大学院修了。その後、イタリアのジェノバ音楽院にて研鑽を積む。第45回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞受賞。2017年イタリア・ストレーザ国際声楽コンクール第1位。同年イタリア、マルティーナ・フランカの音楽祭にて「ジャンニ・スキッキ」表題役にて出演。藤原歌劇団には、2019年「ランスへの旅」シドニー卿でデビューを果たした後、21年「フィガロの結婚」フィガロ、「ラ・ボエーム 」コッリーネ、22年「コジ・ファン・トゥッテ 」アルフォンソ役などで出演。(一財)地域創造 公共ホール音楽活性化事業2025・2026年度登録アーティスト。藤原歌劇団団員。男性ヴォーカルユニット『URANO』メンバー。昭和音楽大学非常勤講師。






ストーリーテラー:神原愛可(ソプラノ) KAMBARA Aika都立総合芸術高校演劇専攻を卒業。卒業公演では東京芸術劇場シアターウエストにて、シェイクスピア《夏の夜の夢》タイテーニア役を演じた。桐朋学園芸術短期大学声楽専修を卒業し、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。在学・卒業時に2021年度青山音楽財団奨学生に選ばれ、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞、佐々木成子賞を受賞。現在、宗次徳二特待奨学生11期生として同大学院修士課程声楽専攻2年に在籍中。2025年度「東京藝術大学モーニング・コンサート」に選出される。大阪国際音楽コンクールオペラ部門ファイナル第3位を受賞。これまでにモーツァルト《戴冠ミサ》、ベートーヴェン《第九》、ヘンデル《メサイア》にてソプラノソリストをつとめた。



公演概要

公演名称:子どものためのオペラ『しろくまの王さま ヴァレモンの物語』
日時:2025年9月14日(日)、15日(月・祝)14:00開演(13:30開場)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1)
チケット料金(全席指定・税込)
一般 3,000円
小学生~高校生 1,500円
※未就学児入場不可(託児サービスあり)
※本公演に休憩はございません。
※やむを得ない事情により、出演者などが変更になる場合がございます。
※演奏会中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
※演奏中の入退場はご遠慮ください。演出の都合上、開演後は客席にご案内できない場合がございますので、ホールスタッフの指示に従っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
※小学生~高校生チケットをご購入された方は、ご来場時に年齢がわかる証明書をご携帯ください。
※車椅子でのご鑑賞をご希望の方は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご購入前にボックスオフィス(0570-010-296)へお問合せください。
※ご来場前に必ずWEBサイト内の最新情報をご確認ください。
※会場内では主催者や取材メディアによる写真・動画撮影が行われる予定です。ご来場のお客様が映り込む可能性がございます。撮影した写真・動画は放送・広告・印刷物・インターネット等で使用、掲載される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

チケット発売:2025年6月23日(月)10:00~(発売中)
チケット取扱:東京芸術劇場ボックスオフィス
【電話】0570-010-296(土日祝日を除く10:00~17:00) 
 *9/6(土)より休館日を除く10:00~19:00
【WEB】https://www.geigeki.jp/t/ 
【窓口】9/6(土)より休館日を除く10:00~19:00

チケットぴあ(サラダ音楽祭公式販売サイト)
https://ticket.pia.jp/piasp/prs/saladmf/saladmf25ofip.jsp

鑑賞サポート<見えない・見えにくい方のための舞台説明会>
舞台装置や登場人物などについて、開演前にスタッフが解説してくれる舞台説明会を開催!
日時:9月15日(月・祝)13:00 開始 | 会場:シアターイースト
料金:無料  
※申込みには公演のチケットが必要になります
詳細:https://www.geigeki.jp/fukushi/c303-1.html

東京芸術劇場 公演ページ:https://www.geigeki.jp/performance/concert303/c303-1/
サラダ音楽祭 WEBサイト:https://salad-music-fes.com/

企画制作:東京芸術劇場 
主催:TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL[サラダ音楽祭]実行委員会
(東京都、公益財団法人東京都交響楽団、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、豊島区、三菱地所株式会社)
協賛:東武鉄道株式会社、三菱地所株式会社

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