「フウセンカズラ」は熱帯アメリカ、インド、アフリカ原産のムクロジ科フウセンカズラ属の一年草のつる植物です。お花を観賞するよりも、紙風船のような形の果実のほうが観賞用です。暑さや病害虫にも強く、非常に育てやすいという特徴もあります。
花は白色の小さなもので、開花期は7〜9月。8~10月に実がつくのですが、暖かかったためでしょうか?11月に入ったばかりですが、お花がまだ咲いていて、見る事が出来ました。
暑さには比較的強いとのことですが、耐寒性が低く、冬前には枯れてしまう一年草です。
丸くて、可愛い果実を、たくさんつけていますね。
紙風船のような果実が有名なフウセンカズラですが、お花も、とっても可愛いですね。そして、花言葉も、とても素敵なことに、調べてはじめて気がつきましたよ。
花が有名でないだけに、知らない方も多いと思うのですが、「一緒に飛びたい」「あなたと飛び立ちたい」「永遠にあなたと共に」など、なんとも素敵な花言葉!新しい事を共に始めたい時や、愛する人に告白する際に使えたりするような…
愛や夢、自由が感じられる花言葉ですね。
ひっそり咲く花に、こんな素敵な意味合いがあるなんて、思いもしませんでした。
インドやジャワ島では、若芽を食べたりするそうですよ。
中国のほうでは、全草を解毒・利尿に用いたりするそうです。
緑色の果実ですが、この後に、このような茶色になって乾燥し、枯れていきます。その中の種子は球形で、大粒の黒色なのですが、なんと、その種には、ハートモチーフが白色で描かれたようになっているんです。
種一粒一粒にハート型の模様があるなんて、なんともかわいらしいですね。
小袋に入れて、お守りにしてみても素敵ですねー!
雑草として、街中でも見かけることがある植物です。
お花が淡い黄色で、違っていますよ。
ほおずきのような果実で、風船のようで似ていますよね。
このお花は、「ヒロハフウリンホオズキ」です。警戒すべき雑草とも呼ばれる「ヒロハフウリンホオズキ 」。繁殖期が7~10月なので、私が撮影して今回紹介した11月に果実をつけていた「フウセンカズラ」と同じような時期に実をつけるんです(フウセンカズラは、8~10月に実がつく)。
道端でも自生していましたし、このような植え込みの隙間から雑草として生えています。
観賞用のほおずきには、アルカロイドという成分があり、有毒です。口にすると腹痛などの中毒症状を引き起こす危険があるので、注意が必要なのですが、こちらの ヒロハフウリンホオズキも、観賞用のほおずきと同じく、アルカロイドを含んでいるので、口に入れないようにしたほうが良いそうです。ヒロハフウリンホオズキにも、袋に中に、ほおずきのような、丸い美味しそうな果実が入っています。
「フウセンカズラ」と同じで、風船のような果実が、とても似ています。風船みたな果実は、すべて安全だと思いこまないで、お子様が遊んだりしないように、気をつけてあげてくださいね。
奇跡のような、ハートモチーフが刻まれた可愛い種を持つ、「フウセンカズラ」と、「ヒロハフウリンホオズキ」には、風船のような果実が実ります。
「フウセンカズラ」の植物は、お勧めですよ。気に入った方は、育ててみてくださいね♪
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・同じような風船のような果実がなる植物の中には、毒草もあるので、間違わないようにしてくださいね。奇跡的な「フウセンカズラ」の愛らしさとは?危険な「ヒロハフウリンホオズキ」とは?→風船のような実が似ています。「ヒロハフウリンホオズキ」の果実を、お子様が口に入れないように、気をつけてあげてくださいね。
・「フウセンカズラ」は、素敵な花言葉を持つ植物です。種もまた素敵です(白いハートが黒い大粒の種に、描かれたようになっています)。育てるのも簡単な植物なので、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか?白く可愛いハートモチーフの種はとても珍しく、ハッピーを招いてくれそうですよ。
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