【用意するもの】
・よく切れる包丁
・大きめのざる
・キッチンペーパー
・塩(適量)
・パストリーゼ(食品OKのアルコール除菌剤)
干し胸肉は生のまま干すので、いかに雑菌が繁殖しないようにするかがカギ。
使用する道具類をしっかりアルコール除菌しておきます。
もちろん手も。
胸肉は包丁が入らなくならない程度に軽く冷凍しておくと、簡単に薄いスライスができます。
(包丁に自信のある人は普通に冷蔵庫保管でOK)
今回皮は使いません。
剥がして他の調理方法でお召し上がりください。
筋膜も付いていたら取っておいてください。
干し肉を傷まないように作るには、できるだけ短時間で水分を飛ばす必要があります。
そのため胸肉をできるだけ薄切りにします。
まずはスライスしやすいように胸肉の縦の境目のところで一度カットし、大きい方(表面がつるっとした方)を半分の厚みに切ります。
包丁を30度くらいの角度斜めに入れ、薄くスライスします。
こんな感じです。
スライスし終えたら。2~5%の塩水に10分浸けます。
※水200CCに対して4g~20g程度。
塩水に浸けるのを忘れて作ったことが何度かありますが、肉のうまみが凝縮されるので塩がなくてもおいしいです。
お好みで調整してください。
10分程度たったらキッチンペーパーで胸肉1枚ずつ水けを拭き取ります。
消毒したざるに並べて風通しのいいところに干します。
(夏なら扇風機やエアコンの風の当たる室内、冬ならベランダの日陰など)
外に干す場合は、ざるではなく虫が入らない、かつ風で飛んでいかない、食品用のネットがおすすめ。
なければザルにお肉を並べた状態でまるごと洗濯ネットに入れてもOK。
3時間程度で表面が乾いてくるので、ひっくり返して裏面も乾燥させます。
外干しの場合は日が沈む前に取り込みます。
しっかり乾燥させられればこのままでも食べられますが、私は念のため加熱します。
しっかり乾燥させらた場合もちょっとしっとりしている場合も、私はオーブンで乾燥焼きさせています。
100度のオーブンで20分~30分、加熱します。
乾燥具合や胸肉の薄さによって加熱時間が異なりますので、時間ではなくてお肉の焼け具合で判断してください。
ピンク色からうっすらベージュになったら完成です。
暑い日は外に干すと腐ってしまう恐れがあります。
また夏は虫が多いので、衛生的にも室内干しがおすすめ。
味を付けたい場合は、塩水に調味料を足すか、塩水に浸けて水けを取った後、ブラックペッパーなどお好みの味付けをしてください。
塩水に浸けなくてもおいしい干し肉になります。
子どものアゴの発達にも、私の2重アゴ予防にも一役買ってくれそうです。(笑)
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