moelle（モアル）の美味しさを知る鳥と…人間のお話。

伊勢にstayしてました。
でね、TVで見た凄いお話を…。
NHKだったんだけど、母のTVなので、私は受信料払ってません。
我が家でも払ってませんが…ＷＷＷ

で、皆さん、骨髄って知ってます？
牛骨の中に入ってるんですが、仏語でmoelle（モアル）、
英語でbone marrowと言います。

骨のまんまオーブンで焼いて、スプーンですくって食べたり、
骨髄だけを焼いて、ステーキに添えたりします。
形のまま抜くの、恐ろしくムズイのですが、スペシャルのコースに入ってて
3か月くらい「モアル」取り職人してました。ＷＷＷ

でね、エチオピア高原に居る鳥（鷹みたいな奴）が、他の動物が食べて終わった
骨を加えて空高く飛び立ち…高い高度からその骨を岩場に落とすんです。
すると、岩で割れて…中身のモアルを食べると言うお話です。
モアルには高い栄養価があることを熟知していて、そのような行為をして食べるんです。凄くないですか？　

誰に聞いたん？って話です。
別の話で…カラスが殻付きの胡桃をワザと道路に落として、
車に轢かせて割れた中身を食べたりするそうですが、それと同じです。

その「モアル」の存在を知っていること…。
空中から落として割ろうとする知恵！！
人間が、銀杏の実を土に埋めたり、川に沈めたりするのと同じことですが…人間の場合、代々教え継がれたりしますが、動物や鳥にそのような同種族で伝える術があるのかと言う事です。

動物の骨は、かなり重いはずで、それを足で掴んで、大空に飛び立つのは
計り知れない労力が必要です。美味しいの知ってるから頑張れるのか？
思いは、人間も同じ気がします！！