無花果(イチジク)とは、クワ科の落葉樹木です。なんと、あのアダムとイヴが身につけていたと言われるほど、古くからある植物なんだそうですよ。
そういえば、葉の形もとても可愛いんですよね。
街中のイチジクが7月末から8月になって、このように実り始めていますよ。イチジクは、大好きな果物で、よくスーパーで購入する果物の中のひとつでもあるんです。
皮はふにゆふにゅに柔らかく、落としてしまうとベタッとつぶれるほどに柔らかいですよね。
ほっぺが落ちるほど、甘くて美味しいんですよねー!
こちら「実」がついたばかりの頃です。あれ?花は咲いていないですよね。どこー?どこー? 茎も太くて、お花が咲くようには、見えないですよね。
イチジクの木を見たことがある方でも、その木の中を探しても、お花を見ることができない理由があるんです。
これが、衝撃的な事実なんですー!
なんでも、この画像を見ても分かる通り、7月末や8月の初夏になると、花嚢(かのう)を生じ(卵のようなの丸いもの)、内部に多数の雄花と雌花をつけるんです。
分かりやすくいうと「実」になってゆく「花嚢の中に花を咲かせる」んです。花嚢の中の空洞部分に白い花をたくさん咲かせて、熟すと暗紫色になり、これが私たちが食べるイチジクの果実になるんです。
実の中に花を咲かせる植物なんて!衝撃的過ぎますよねー!
外からは花が見えないんですー!不思議な植物だったんですねー!
大人の夏休みの自由研究みたいな感じですよ。お子様でもこの不思議は楽しめるんじゃないでしょうか?この衝撃の事実は自由研究にも向いていますよ。
素敵な花言葉が、ずらりと並びますね。
木を観察すると、たくさんのイチジクが実を実らせる準備をしていたり、すでに実っていたりして、たくさん「実」を実らせることが分かります。
「多産」「裕福」「実りある恋」など、イチジクの花にぴったりな花言葉ですね。
とても縁起のよい植物とされていますが、実はホルモンバランスが整う「植物性エストロゲン」がとても豊富なことでも知られている「イチジク」!
「無花果」は「女性の健康に役立つ果実」といわれているんです(女性ホルモンと同じ働きをしてくれる)。
私も、スーパーにて、美味しそうな「イチジク」を購入して、美味しく頂きましたよ。皆様も、お花の不思議に感動したところで、イチジクの果実をほおばってみてはいかがでしょうか?
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
お花が咲いていないようで、果実となる花嚢の中の空洞部分に、白い花をたくさん咲かせている、という事実は大変不思議で、お子様も興味を持ってくれると思います。花嚢の中を割って中身を確認すると、花が咲いていて、この花が果実になります。果実がつぶつぶになっている部分は、全部花が咲いた跡なんです。美味しい果実ですし、夏に「実」がなる身近な植物です。ぜひ、夏休みの自由研究のテーマとしても選んでみてくださいね。
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