【セリア】その容器も雑草も、捨てちゃダメー！「露草」×「マメグンバイナズナ」で「涼」なインテリア！

この植物は「ツユクサ（露草）」の「オオボウシバナ」です。青く可憐な花が印象的な日本古来の野草です

「露草」は、原産地が日本、東アジアのツユクサ科ツユクサ属の一年草植物です。日本にも古くから自生する夏の植物です。ツユクサには似た仲間がありますが、こちらは野生種とは違い、ツユクサの園芸品種です。草丈は50cm位で青色の花の直径は5cmです。

露草って、私は、はじめて見ました(今まで、足元で咲いていても、見落としていたかも)。

最近よく、街の中で見かける植物達を観察して楽しんでいるのですが、露草もその中の1つです。

別名では蛍草（ホタルグサ）とも呼ばれ、青く美しい花は蛍のようです

露草はもともと山野草で、山野草を愛する方々からとても人気のある植物だそうです。

別名は蛍草（ホタルグサ）とも呼ばれ、茂った花に、小さくポツリポツリと咲く様子が本当に美しい蛍のようでもあります。

他にも、花の色の特徴や花姿が色々な形に見える事からでしょうか。青花（アオバナ）、月草（ツキクサ）、帽子花（ボウシバナ）、鴨跖草（ツキクサ）とも呼ばれるそうです。

とても美しくて、惹きつけられた「露草」！調べると、水挿しをして根を生やしてから、土に挿し木をして、数を増やすこともできる植物らしいので、器に入れて水を清潔に替えていけば、きっと日持ちもするはず。

「露草」のそばには、たくさんの「マメグンバイナズナ」が・・・。花言葉は「頑張って」「健気」「応援」です

この植物は「マメグンバイナズナ」です。春（後半）から初夏にかけての野草（雑草）です。

マメグンバイナズナは春の七草で有名な「ナズナ」の近縁種とされています。アブラナ科ナズナ属の植物で、ナズナを上回る繁殖力の強さで、道端や荒れ地などで見かけることの多い雑草です。北アメリカ原産で、日本には明治時代中頃に帰化したとされています。

道路の脇やアスファルトの隙間でも群生できる、非常に強い雑草です。

ナズナ（ペンペン草）は、春の七草でも知られる植物です。「マメグンバイナズナ」と非常に似ていますよね。

「マメグンバイナズナ」は、果実の部分が三角ではなく、丸くなるのが特徴です。茎は上部で枝分かれしています。

ペンペン草とは違って、先がほうき状に広がり、フサフサしていて、にぎやかなかんじがする雑草です。

最近ではドライフラワーの材料としても用いられるそうです。マメグンバイナズナは、茎の頂上に3mm程度の小さな白い花を総状花序に付けます。中には、花びらを持たない花をつける場合もあるそうです。

こちらの植物も、にぎやかな感じで可愛いので、「露草」と「マメグンバイナズナ」をお家で生けてみることにしました(じっくり観察できる)。

使う機会を逃していた「セリア」のアクアプランツボールPETを使用してみることに。

小さなサイズの睡蓮を育ててみたいなー！なんて思って、セリアでアクアプランツボールPETという透明な器を買ったんですが、睡蓮を育てるのを見送ったので、園芸用品道具と一緒にしまい込んでいたんです。

捨てるのももったいないし、「露草」などを生けるのにぴったりではないですか？。

行動してみることにしましたー！

2種類の雑草を、早速、早朝に摘んできたので、お家で綺麗に水で清潔にします

露草の花はデリケートで、水がかかると傷んでしまいます。丁寧に扱いましょう。

色遊びに使われ、食用にもなる「花」なので安心ですね

ちなみに、花びらを集めてビニール袋に入れ、花びらをつぶして色遊びができるそうです（水で薄めます）。青い色水にレモン汁を加えると変色を楽しめるようですよ。青い色からピンク色に変わります。

重曹を入れても楽しめ、その場合は青い色から緑色に変わるそうです。

食べる事もできるお花で、「毒」がないので安心して遊べますよね。青花茶として飲用されたり、青色の鮮やかな色素を使って、着物の染め物の原料として用いられることもあるそうです。

葉だけでなく、花も食べられるそうなので、サラダやデザートにエディブルフラワーとして飾っても素敵ですね(今回は道端に自生していたものなのでダメですが・・・)。

露草（ツユクサ）全般の花言葉は「なつかしい関係」「尊敬」「小夜曲（セレナーデ）」「恋の心変わり」「敬われない恋」

露草の開花時期は、6月から10月です。

小さいですが、つやっぽく輝くばかりに咲く花姿は非常に美しいです。
お家で観察したら、不思議がいっぱいー！

袋のようなもののそばに、花が咲いていくんですね。

可憐なこちらのお花は、早朝に咲くと午後にはしぼんでしまう一日花です

花持ち期間も半日程度と極端に短いお花なんです。「万葉集（9首）」にも詠われ、はかなさの象徴とされるものが多いです。

限られた時間の中でしか楽しめない貴重な花なんです

「露草」をアクアプランツボールPETに生けることは、なんだか金魚を新しくお家に招いたような、感覚です(笑)！

今日、3つほど開花した「タイタンビカス」の花！

1つだけカットして、お家でも楽しもうー！

もずく酢が入っていたカップを清潔に洗って

カップに水を入れて、タイタンビカスのお花を入れますよ。

こんなふうに、お花だけを飾ります

大きなお花も、捨てるはずの平らなもずく酢カップに入れると、水挿しができるんです。

お料理と一緒に撮影したりする場合にも、大きな花は、こうやって水挿しすると、背景に入れて撮影することもできますよ。

平らな容器も捨てずに活用させちゃいます。

「露草」と「マメグンバイナズナ」を生けた横に飾っておきます

植物は、良い気を発しているようで、周りの空気も浄化されたような気になります。

いかがですか？

厄介ものの雑草として、ひとくくりにされてしまいがちですが、よく調べてみると、毒もなく安心に扱うことができる、素晴らしい植物が道端に自生していることに気づきました。

花屋さんのお花は、女優のような完璧な美しさ、華やかさがありますが、道端の植物も、花屋のお花に負けない美しさがありますよ。

捨てるなんて、もったいない雑草もあるんです。器に入れて楽しんでみませんか？

お家で咲いたお花を、捨てるはずの容器を使って、家で気軽に愛でてみませんか？

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。