フサシダ科カニクサ属のツル性シダ植物です、ツル性の植物としては珍しいシダ類になります。
若葉は食用、「葉」は殺菌・解毒作用もあったり、他にも色々と人の役に立つ植物でもあると言われています。江戸時代の本草書には、民間薬として(海金沙カイキンシャ)と記載されているそうです。
地下茎が横にはってゆき、先から1枚の葉(葉柄と中軸)を出すことから、はじまります。
はじめは、小さくて可愛い葉なのですが、つる性で他の植物などにまきつき、どんどん大きくなっていきます。
まきつくものがなくても、壁をはったりして、どんどん大きくなっていきます。
カニクサは、地下茎から出るつる性の葉が、他の植物などを支えに上方へ無限生長するという特徴があるそうです。
つるは強いので、このつるで、蟹を釣ったことが和名の由来ともされています(葉の形がカニの形に似ている説もあり)。
もさもさと時間と共に無限生長し大きくなっていく様は、怖いかんじもしますね。
カニクサ(蟹草)は、放っておくと葉がツル状に伸びて3mほどにもなります。街では、コンクリート壁の水抜きなどの湿っぽいところで繁殖する為、厄介もの扱いされます。
地下茎に茎があり、一度根付くと駆除は困難です。
なんてことない雑草と思っていたら、不思議な特徴があり、びっくりな植物でしたー!
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•「カニクサ」は、シダの中でもつる性で、地上部に出ているものはすべて1枚の葉で、無限生長する特徴だと知りました。湿った場所で見かけることができますよ。観察してみてはいかがでしょうか?
•茎近く(地面近く)の葉は濃い光沢のあるグリーンで、先端は明るい黄緑色で見ためが綺麗な雑草です。
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