ネモフィラはアメリカ合衆国西部原産の多年草で、北アメリカ大陸のカリフォルニア州を中心に幅広く分布しています。
日本での歴史は江戸時代中期から始まり、当時オランダ商人から「ブルー・アイズ」という名前でヨーロッパから輸入されたのがはじまりです。明治時代に北海道や東北地方などでも広く栽培されるようになり、現在も青いじゅうたん畑が観光名所として愛されています。
花は青紫色の5弁花で直径約2cm程度、中心にはミツバチが好む花粉があります。
葉はやや丸みを帯びた楕円形で対生し、表面は淡緑色、裏面は灰緑色で、茎は細長く直立し微かに毛が生えています。
ネモフィラ属には約11種類があり、代表的なものはメンジェシー種です。
黒い輪郭のある白い花で縁取りに適した「ペニー・ブラック」、横に広がる涼しげな空色の「インシグニスブルー」があります。
白い一重に紫の斑点が入る「マクラータ(別名ファイブスポット)」、間延びしにくく濃淡が魅力的な「スカイブルー」もあります。
いずれもホームセンターや園芸店で入手しやすい人気の品種です。
「可憐」「清々しい心」「どこでも成功」。
ネモフィラの種まきは春まきと秋まきがあり、春まきは3月から4月頃、夏の高温多湿を避けるため夏の初めまでに花を咲かせるよう調節するのがポイントです。
秋まきは冬に休眠し春に花を咲かせ、生育期が長くなる分、春まきより花が大きく美しく咲きます。
移動を嫌う植物なので種から育てるのがおすすめで、日当たりと排水の良い肥沃な土壌に植え、土が乾いたら適量の水を与え過湿に注意してください。
肥料は必須ではありませんが与えると花色がよくなり、枯れた花はこまめに摘み取るとより美しく咲きます。
気温が上がってくると新芽部分にアブラムシやハダニがつくことがあるので、定期的にチェックし見つけ次第その箇所の葉や茎ごと取り除きましょう。
灰色カビ病と呼ばれる真菌病にかかることもあり、湿気が多い環境や蒸れる場所で発生するため水やりを控えめにし通気性をよくしましょう。
発生した場合は病気にかかった部分を切り取り、消毒してから管理してください。
ネモフィラは比較的日当たりがよく排水性の良い土であれば育てやすい花です。
花壇や鉢植えでも育てることができるので、水色の絨毯をおうちのお庭でも挑戦してみませんか?
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:可愛らしい花「瑠璃唐草/ネモフィラ/Nemophila」」をご覧ください。
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