とても不思議な花を調べたら「カラスウリ」という植物で、夜の虫に愛されるように、このような白い不思議な姿になっているそうです。この花、こちらはまだ開花していなくて、しぼんでいる状態だそう。
レース状の糸のような部分が、伸びていますよ。ちょっとエイリアンのようで怖い感じもします!新種のヒトデのようでもありますよ。
「カラスウリ」は、夕方(日没)に花が開き始め、夜明け前には閉じてしまうのです。夜でないのに朝まで咲いているこのお花は、「カラスウリ」なんでしょうか?
不思議な形と白い色は、「カラスウリ」なのですが、似た仲間がいるんですー!
よく調べてみて、分かったんですが、こちらは「カラスウリ」の仲間の「キカラスウリ」なんです、開花してはじめて分かりました。
どうして、「キカラスウリ」の花だと識別できたかというと…
キカラスウリもカラスウリも花が咲き出すのは、夕方暗くなった(日没)です。「カラスウリ」が明け方にはしぼむ1日花なのに対して、「キカラスウリ」は夜が明けてからも咲いていることがあるそうです。撮影は午前9時前です。
そして、カラスウリの花はキカラスウリと比べて、「花びらが長い」「花びらの先が分裂していない」といった特徴があります。
このお花は花びらの先が分裂しているので、「キカラスウリ」なんです。昨晩咲いたものが、朝までしぼまずに残っていたものなんでしょうね。
真っ暗な中でしか見れない貴重な花が、「キカラスウリ」だったことで朝にしぼまず残っていたんです。ラッキーでしたー!
「カラスウリの花」だったら、開花した状態のものは見れていません。
「キカラスウリ」の花が咲く季節は、7月から9月(夏)、花から芳香を漂わせ、夜の虫達をおびき寄せます。
とても、不思議なお花でしょ!手を添えてみましたよ。細い糸状で、レースのように放射状に広がっているのが特徴的!存在感あり、目立ちますよ。繊細な花です。
「カラスウリ」の開花時期は、7~8月頃にかけてで、「キカラスウリ」の開花期間は、7~9月頃です。
観察しがいのあるお花ですよー!夏の花が咲いていて、街の雑草からも季節を感じることができますね。不思議な形をしているので、お子様が喜びそうな植物です。もし見かけたら、観察してみてくださいね。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•「カラスウリ」と「キカラスウリ」の違いが分かり、こちらが「キカラスウリ」だと分かりました。夜に咲くお花ですが、朝にもしぼまず見ることができるのは「キカラスウリ」の方なんです。
•お子様と夏休みの自由研究のネタにも向いていそうですね。もしお家周辺に「カラスウリ」「キカラスウリ」を見かけたら、時間帯を変えて観察してみてくださいね!
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