中国、朝鮮半島、日本原産で、ツルボラン科ワスレグサ属の多年草で、ワスレグサの一種です。
「ワスレグサ」の仲間は、とても種類が多く、似ているものが多くて、識別が難しかったです。
生息環境はくぼみや溝などやや湿ったところを好みます。根元の中央部から葉が次々と出て、左右交互に曲がります(途中から曲がるものが多い)。
小さいバナナ又は、サイのツノのようなものは、ノカンゾウのつぼみです。ノカンゾウ一株あたりに3個~5個のつぼみをつけ、次々と花を咲かせます。
ノカンゾウは全草が薬用になります。葉は不眠の緩和や鎮静作用、カンゾウの蕾は解熱効果、根は利尿作用があるそうです。蕾を乾かしたものは金針菜という生薬になるそうです。
ノカンゾウの若芽や花、蕾は、山菜として美味しく頂くことができるそうです。アクがなく苦みもない山菜なので、葉や新芽は、生でも食べることもできるそうですよ。
綺麗なだけでなく、生薬や食用になるなんて、素敵な植物ですね。
道端の植物は衛生面で心配があるので、食べるのは控えてくださいね。
ノカンゾウの開花時期は6月~8月です。ユリの花似の橙赤色の一重咲きの花を上向きに咲かせ、日が昇ると開花し、夕方には咲き終えてしまう一日花です。
赤みの強いオレンジ色の花は、華やかで美しく、人の目をひきます。
花言葉が、とても多いお花としても知られています。
忘れ草の一種なので、忘れる系の花言葉が本当、多いですね。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
「ノカンゾウ」は「忘れ草」の一種です。「忘れ草」はたくさんの似た仲間があり、識別は難しい方だと思います。素人判断なので、100%ではありません。
食用とされる場合は、必ず、ご自分でも確認してから、食べる事をお勧めします。自己責任でお願いします。
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