この植物は、ナス科の植物の「チョウセンアサガオ」です。撮影は、6月の3週目に入ったばかりの頃です。
開花時期は、7月~9月。指の大きさと比較しても分かるように、10~15cm位ある大きな花なんです(花は短命)。
「チョウセンアサガオ」は上向きに咲かせるのが特徴です。朝鮮朝顔は、チョウセンアサガオ属の一年または二年草です。
ラッパのような形でとても美しい花は、甘い香りをもち、花後にとげのある実がなります。原種は一重咲きの白色です。
葉の色は、白以外には、黄、紫などがあるそうです。品種改良もされていて違うタイプの花もありますが、大きな特徴は朝顔似の大きなラッパ状の花です。
アルカノイド類の毒が含まれているので、食べると中毒をおこします(どの部分を食べても危険なのですが、中毒症状は幻覚を伴い、麻薬中毒者のような怖さあり)、脈が速くなる、吐き気、めまい、ふらつき、目が拡大し、下痢等の症状があるそうです。
種は猛毒で、致死量は4~5gほどだとされていて大変恐ろしい植物なのです(葉っぱ、花などもかなり危険です)。
肌が弱い人は樹液でも皮膚がかぶれることもあり、また、葉の汁が目に入っても中毒症状をおこすとされています。
花の香りを嗅いだだけでも、吐き気やめまいもするそうですので、甘い香りを嗅ぐのは控えておきましょうね。甘い罠がたくさん仕掛けられているようですね。
もともとは、麻酔薬として人々に役立っていたそうで、悪いばかりでもなさそうですね。
でも、かなり危険な植物が街中で咲き誇っているのも怖い話ですね。
誰も入らないような小さな公園なんですが、こちらにも「チョウセンアサガオ」が自生していました。お子様なら、蕾も不思議な形だし大きな綺麗な花にも興味もそそられるでしょう。
お子さんがいる方は、この花は覚えておいて、触ったり、誤って、口に入れたりしないように注意喚起をしておいた方が良いかも知れませんね。
6月の道端で、あなたの街でも「死へのトランペット」(花言葉)とも呼ばれるお花が咲いているかもしれません。ご注意くださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
危険な毒のある植物の中で「チョウセンアサガオ」はとても有名です。幻覚を伴う猛毒なので、注意してくださいね。珍しく大きな美しいお花なので、お子さんが興味を持つと思います。お子さんがいる方は覚えておいてくださいね。
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