オオアレチノギクは、道端や空き地や荒れ地に好んで生えるキク目キク科イズハハコ属の帰化雑草で、背丈は1~1.8mにもなります。
南アメリカ原産で、秋に芽生え、冬の間はロゼットで越冬し、夏には高さ1.8m程度にまでなります。日本には昭和初期にはいってきました。
草背丈が小さめ~人の背丈を超えて2m程度になるものもあり、、生育環境によって変わってくるそう。
そういえば、道端では背丈が低いもの、空き地ではかなり背丈が高くなっている「オオアレチノギク」を見ることもありますね!
「オオアレチノギク」の葉は、鮮やかではない緑色で、外周にギザギザの切れ込みがあり、葉の両面にやわらかい毛が密にはえているのが特徴です。
似た雑草に「ヒメムカシヨモギ」があります。「ヒメムカシヨモギ」は黄緑葉で縁には長い毛がありますが、両面にはほとんどないそうです。
花も違っていて、「オオアレチノギク」は地味で目立たないですが、「ヒメムカシヨモギ」は白い花弁が目立ちます。
どちらも、戦後の食べ物が不足していた時代は、人が工夫をして食べ物としていました。
春菊をまずくしたような味で、美味しくはないそうです。人も食べる位なので、犬なども散歩途中で食べることもありますが、アブラムシなどの害虫も多いので、衛生面での危険があります。
毒がないのが、救いですよね。群生するのが特徴的な植物なので、毒や棘があると厄介です。
花が咲く季節は7月~10月で、ガクにほぼ隠れた花びらで、色は白や淡褐色、形はキク科の植物によく見られる舌状花になっています。
目立たない地味な花を咲かせます。
1個体で10万個以上の種子を作るそうです。
花言葉は「真実」と素敵な意味合いの花言葉がついていますね。
意外すぎる花言葉です!びっくり~♪
オオアレチノギクは、日本の在来種を駆逐する恐れがあり、「要注意外来生物」(動植物の生態系や人間の活動に対して害となる影響を与える植物や生物のこと)に指定されています。
何処にでも、生える身近な雑草ですよね。
いざという時のために、覚えていてくださいねーー!
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•オオアレチノギクなどが生えてくると荒れ地化するらしいです。
•戦後は、この植物も飢えをしのぐ食べ物でした。今では増えすぎて、動植物の生態系や人間の活動に対して害となる影響を与える植物や生物として日本の侵略的外来種のワースト100に選定されています。
•1個体で10万個以上の種子を作るそうです。お家の周りや庭などで見たら、早めに抜いておいた方が良いですね。
ただし、食糧危機(飢餓状態)に陥った際などは、食べられる植物なので、人の役に立つでしょう。そんな日が来ないことを願います。
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