お知らせ

お知らせがあるとここに表示されます

コメント

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

少し緑がかったかわいらしい白い花「フランネルフラワー/Flannel flower」

少し緑がかったかわいらしい白い花「フランネルフラワー/Flannel flower」
投稿日: 2023年6月1日 更新日: 2023年6月1日
閲覧数: 5,932
3 この人たちがステキしました
ステキをしている人
author
\「めざましテレビ」CM放映中/ 植木屋革命クイック・ガーデニングは...

フランネルフラワーは、少し緑がかったかわいらしい白い花を咲かせます。マーガレットにも似ていますが、キク科ではなくセリ科の植物です。プランターに植えて育てるだけでなく、庭植えに、ベランダやテラスのアクセントになります。

フランネルフラワー特徴
フランネルフラワー種類
フランネルフラワー花言葉
フランネルフラワーお手入れ
フランネルフラワー病気対策
まとめ

フランネルフラワー特徴

フランネルフラワー特徴

フランネルフラワーはオーストラリア原産の植物であり、オーストラリアの原住民であるアボリジニたちから神聖な花とされ、古くから大事に扱われてきた花の一つです。アボリジニの伝統的な絵画の中にも、フランネルフラワーは頻繁に描かれており、長年、アボリジニの人々の生活の中にフランネルフラワーは薬や香料、食料として大切に利用されてきました。

白い花びらに見える部分は、花ではなく、花を包む葉っぱの一種で、中央に密集している小さい粒上のようなものが本当の花です。これを散形花序「サンケイカジョ」と言います。フランネルフラワーの散形花序は比較的小さく、1cm~2cm程度の花が密生して咲き、キクの頭花にも似ています。

葉は、やや細長く、縁に鋸歯があります。色は灰緑色や青緑色です。
植物体全体が柔らかく細い毛に覆われており,毛織物のフランネルのような質感をしていることからこの名前になりました。

フランネルフラワー種類

フランネルフラワー種類

フランネルフラワーが属するアクチノータス属の植物は、オーストラリアを中心に約20種ほどありますが、現在、日本で流通しているのはヘリアンティ種(Actinotus helianthi)のみです。品種改良は現在も取り組まれ、次々と新しい品種が誕生しています。とくに、「岐阜県農業技術センター」が長い年月をかけ、もともと切花の品種だったフランネルフラワーをガーデニング用鉢花として楽しめるよう改良を重ねてくれています。

●エンジェルスター 
矮性で分枝がよく小輪の花を多数咲かせる四季咲きの園芸品種です。
従来種は耐寒性5度程度ですが、エンジェルスターは寒さに強く0度まで耐えることができます。8月頃に剪定すると秋に良く咲きます。

●リトルエンジェル
従来種に比べて花はやや小振りで、草丈もコンパクトに収まるのが特徴です。多花性なので非常に花つきが良いのが魅力です。

●天使のウインク
天使のウィンクは矮性で、分枝がよく、エンジェルスターよりも小さな花を沢山咲かせます。

●フェアリーホワイト
四季咲き性があり、やや大きめの花を咲かせます。フェアリーホワイトは市販されている培養土ではPHが高すぎるためて育てるときは注意して下さい。ブルーベリー専用土をご利用することをおすすめします。

フランネルフラワー花言葉

フランネルフラワー花言葉

フランネルフラワーの花言は「高潔」、「誠実」「いつも愛して」などです。
名前の由来にもなっているフランネルは柔らかく肌触りが良い織物のことを言います。花弁が柔らかく、暖かみを感じさせる雰囲気を持っていることから「誠実」や「いつも愛して」などの花言葉が生まれました。また、しっかりとした花弁の形状から「高潔」を表した力強い花言葉も含まれています。

フランネルフラワーお手入れ

フランネルフラワーお手入れ

フランネルフラワーは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。直射日光に当たりすぎると葉焼けを起こすことがあるため、午後の日差しを避けた場所が適しています。

水やりは多湿に弱いので土が乾いたら適度な量の水を与えましょう。根腐れを防ぐために、過剰な水やりには注意しましょう。フランネルフラワーの根は繊細なので、高濃度の肥料を与えると肥料やけを起こしてしまうので、緩効性の肥料を2~3ヶ月に1回程度の割合で与えるといいでしょう。

フランネルフラワーは成長が旺盛なため、枝を刈り込んで形を整える必要があります。また、花が終わった後には、枯れた花を取り除くようにしましょう寒い地域では、冬期には室内で保湿しながら管理することが必要です。

フランネルフラワー病気対策

フランネルフラワー病気対策

アブラムシ、カメムシに気をつけましょう。花や葉を吸汁して、ハダニに感染する原因になることがあります。

アブラムシかカメムシを見つけた場合は石鹸水やアルコールスプレーで駆除してください。ハダニは、発生が始まる前に葉をこまめに水洗いすることで予防することができます。また、ハダニは乾燥した場所や、温度が高い場所に多く発生するので、風通しを良くするのもポイントです。

【まとめ】
フランネルフラワーは鉢植えに適していまが、花壇でも育てることができます。隣にはハーブや他の多年草を植えると、美しい色合いのコントラストを生み出すことができるので是非挑戦してみてください。


植木屋革命クイック・ガーデニングさんのおすすめ情報

SNSでシェア