フランネルフラワーはオーストラリア原産の植物で、原住民のアボリジニたちから神聖な花とされ、古くから薬や香料、食料として大切に利用されてきました。
白い花びらに見える部分は花を包む葉の一種で、中央に密集した小さい粒状のものが本当の花です。これを散形花序といい、1cm〜2cm程度の花が密生してキクの頭花にも似ています。
葉はやや細長く縁に鋸歯があり、色は灰緑色や青緑色です。
植物体全体が柔らかく細い毛に覆われ、毛織物のフランネルのような質感をしていることからこの名前になりました。
フランネルフラワーが属するアクチノータス属はオーストラリアを中心に約20種ありますが、現在日本で流通しているのはヘリアンティ種のみで、「岐阜県農業技術センター」がガーデニング用鉢花として改良を重ねています。
矮性で分枝がよく寒さに強い四季咲きの「エンジェルスター」、花がやや小ぶりでコンパクトな「リトルエンジェル」があります。
矮性でエンジェルスターより小さな花を多数咲かせる「天使のウインク」、四季咲きでやや大きめの花を咲かせる「フェアリーホワイト」もあります。
フェアリーホワイトは市販の培養土だとpHが高すぎるため、ブルーベリー専用土の利用がおすすめです。
フランネルフラワーの花言葉は「高潔」「誠実」「いつも愛して」などです。
名前の由来にもなっているフランネルは、柔らかく肌触りが良い織物のことを言います。
花弁が柔らかく暖かみを感じさせる雰囲気を持っていることから「誠実」や「いつも愛して」の花言葉が生まれ、しっかりとした花弁の形状から「高潔」という力強い花言葉も含まれています。
フランネルフラワーは日当たりと風通しの良い場所を好みますが、直射日光に当たりすぎると葉焼けを起こすため午後の日差しを避けた場所が適しています。
多湿に弱いため土が乾いたら適度な水を与え、根腐れを防ぐため過剰な水やりには注意しましょう。
根が繊細で肥料やけを起こしやすいため、緩効性の肥料を2〜3ヶ月に1回程度与えるとよいでしょう。
成長が旺盛なため枝を刈り込んで形を整え、花後は枯れた花を取り除き、寒い地域では冬期に室内で管理する必要があります。
アブラムシ、カメムシに気をつけましょう。花や葉を吸汁して、ハダニに感染する原因になることがあります。
見つけた場合は石鹸水やアルコールスプレーで駆除し、ハダニは発生前に葉をこまめに水洗いすることで予防できます。
乾燥した場所や高温の場所に多く発生するため、風通しを良くするのもポイントです。
鉢植えに適していますが花壇でも育てられ、ハーブや他の多年草と隣り合わせて植えると美しい色合いのコントラストを生み出せるので、ぜひ挑戦してみてください。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:少し緑がかったかわいらしい白い花「フランネルフラワー/Flannel flower」」をご覧ください
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