運河の塀沿いに、どこまでも続くこの雑草は、「よもぎ」ではないのかな?
調べてみましたら、春のよもぎは猛毒トリカブトにも似ているとか。調べれば調べるほど、知っておいてよかったと思えることがたくさんあったので、その中から、選りすぐりを皆様に届どけしますね。
この葉は、おそらく「よもぎ」だと思います。「よもぎ」として、お話させていただきます。
では、いってみよう~♪
5月の3週目に入ろうとする日に撮影した画像なのですが、都会のコンクリートの運河沿いの塀で、ひときわ目立つこの雑草…
よく見ると、非常に綺麗な、生命力みなぎる明るい緑色です。
良い気を放っているような感じがしますよ。
葉の裏を見ると、識別できるどうです。
裏が白いかどうかなんです。
あともう1つは、「よもぎ独特」の香りがするかどうか!です。
「よもぎ」に似た草は多数あって、識別が難しいそうです。葉の裏面は毛で覆われ、灰白色をしている。 手で揉むと良い香りがするのが「よもぎ」だそうです。
この植物の葉の裏を見ると、白くて、少しだけどふわふわ?していて、この植物が「よもぎ」であると識別できそうです。
香りはというと…
実際に、手で葉を小さくちぎって、指でもんだ香りですが、ハーブのような良い香りがしました。
この香りは、ハーブですね。この香りがよもぎの葉のものかどうかが、私には絶対そうです!と言えないので、100パーセント「よもぎ」の葉ですとは、言えないんです。
香りの良さから、若葉は草餅や草団子に用いられる為、餅草(モチグサ)という別名があるそうです。沖縄でも、この香りを活用して、生の葉を料理に入れたり、よもぎをよく食用として使うそうですが、そのよもぎは、「にしよもぎ」という種類のもので、フーチバーと呼ばれているそうで、苦みのまろやかなよもぎなんだそうです。よもぎといっても、たくさんの種類があるようです(中には、葉の裏が白くないものもあるそうです)。
葉だけで「よもぎ」かどうかの識別って、本当に難しいです。
でも、この雑草は、葉の裏が白くて香りがするので、「よもぎ」ですね。
よもぎは、昔から、何にでもよく効く植物や万能ハーブとも呼ばれ、日本だけでなく、世界各地で薬草として使われてきました。
身近に活用できそうな豆知識としては、止血作用です。
なんでも、よもぎのタンニンは止血作用があり、よもぎは別名「血止め草」とも呼ばれるそうです。手を切ってしまった場合、よもぎの葉をよくもんで傷口につけると止血できるそうです。
サバイバル生活を余儀なくされた場合など、何かあった時用に頭に入れておくと、役にたつ豆知識なのかもしれませんね。ただし、よもぎにアレルギーがある方は、要注意です。
開花時期は、8月~9月で、枝先に、長さは3mm程度の紫褐色で、小さく控え目で、非常に地味な花を咲かせます。よもぎは、風で受粉するタイプの花で、虫の注意をひくような、明るい色彩の花や大きな花にする必要がなかったことが理由だと言われています。
なんでも、「夫婦愛」の由来は、「ヨモギ(蓬)」の属名の学名が関係しています。キク科ヨモギ属の植物ですが、ヨモギ属は別名でアルテミシア属とも言われているそうです。
このアルテミシアという言葉は、ギリシャ神話の太陽の神であるアポロンの双子の妹とされる月の女神アルテミスをさすそうで、よもぎは、アルテミスの聖草とされているそうですよ。
和菓子のイメージがある、よもぎの花言葉が、ギリシャ神話の月の神と繋がりがあるように解釈されているなんて面白いです。ちなみに、女神アルテミスは、妊婦の守護神だそうです。
雑草っぽい地味な花なので、咲いていても、気づかなかったのかもしれませんね。
「よもぎ」の素敵な花言葉を知って、夏場にまた、お花を観察してみたくなりましたよ。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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