興聖寺は曹洞宗のお寺で道元禅師によって開山されました。
後に福井県にある永平寺に移られました。
山門からの坂道は琴坂と呼ばれています。
両脇を流れる水が琴の音色に似ているのでその名前がついたそうです。
紅葉の季節は美しいですが今の季節の青もみじもまた癒されます。
興聖寺の裏には朝日山があり、そこからとれる土でお茶碗が焼かれていました。
朝日焼の工房には登り窯があります。
花が映える花器でした。
金彩がすてきです。
つばめの絵が描かれています。
取っ手のついていない急須は、玉露や上等な煎茶を淹れるときに使います。
熱いお湯を使わないので手で触っても大丈夫だからです。
宝瓶(ほうひん)と呼ばれています。
朝日焼の特徴のあるデザインの急須です。
「豊」という名のお抹茶とお菓子をお庭前でいただきました。
お茶碗と菓子皿は朝日焼です。
時間がゆっくり流れてほっこりしました。
最後は18分間のVRを体験しました。
座禅を組む部屋、僧堂(そうどう)でのことです。
丸い小さな座布団に楽な姿勢ですわって見ました。
朝日焼の歴史が映像で流れました。
初体験!
朝日焼の歴史を知ることで日本文化に対する理解が深まった気がします。
少しですけどね。
私たちの祖先が大切にしてきたものを次の時代にもつなぎたいですね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます