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京都宇治で朝日焼に親しむ時間

京都宇治で朝日焼に親しむ時間
投稿日: 2023年5月11日 更新日: 2023年5月11日
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夫と二人暮らしの60代主婦です。 2021年2月から暮らしニスタへ投稿を始...
京都府宇治市で5月14日まで開かれている「朝日焼423展 at 興聖寺」へ行ってきました。

朝日焼は400年以上の歴史がある工房です。
お茶とともに歴史を刻んできた初代からの作品が展示されています。

写真は大書院のお部屋に竹の丸枠の中におかれた茶碗の数々。
丸枠がいくつかあって代々の作品が時代ごとに分けられていました。
茶碗の下には様々な形に切られた鏡があり、絵や紋様がよく見えるようになっていました。
庭の緑がその鏡に映りこんできれいでした。

展示の写真撮影は許可されていましたので投稿しました。

興聖寺(こうしょうじ)山門

興聖寺(こうしょうじ)山門

興聖寺は曹洞宗のお寺で道元禅師によって開山されました。
後に福井県にある永平寺に移られました。

山門からの坂道は琴坂と呼ばれています。
両脇を流れる水が琴の音色に似ているのでその名前がついたそうです。
紅葉の季節は美しいですが今の季節の青もみじもまた癒されます。

朝日山

朝日山

興聖寺の裏には朝日山があり、そこからとれる土でお茶碗が焼かれていました。
朝日焼の工房には登り窯があります。

花で飾られた手水

花で飾られた手水

花器

花器

花が映える花器でした。
金彩がすてきです。

鏡に映る絵

鏡に映る絵

つばめの絵が描かれています。

急須

急須

取っ手のついていない急須は、玉露や上等な煎茶を淹れるときに使います。
熱いお湯を使わないので手で触っても大丈夫だからです。
宝瓶(ほうひん)と呼ばれています。
朝日焼の特徴のあるデザインの急須です。

お茶

お茶

「豊」という名のお抹茶とお菓子をお庭前でいただきました。
お茶碗と菓子皿は朝日焼です。
時間がゆっくり流れてほっこりしました。

VR(バーチャル リアリティー)

最後は18分間のVRを体験しました。

座禅を組む部屋、僧堂(そうどう)でのことです。
丸い小さな座布団に楽な姿勢ですわって見ました。
朝日焼の歴史が映像で流れました。
初体験!

コツ・ポイント

朝日焼の歴史を知ることで日本文化に対する理解が深まった気がします。
少しですけどね。
私たちの祖先が大切にしてきたものを次の時代にもつなぎたいですね。


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