アザミ(薊)は、キク科アザミ属 (Cirsium)及びそれに類する植物の総称である。標準和名を単にアザミとする種はない。別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。スコットランドの国花。アザミの根は、山牛蒡(やまごぼう)として漬け物に用いられている…
世界に250種以上があり、北半球に広く分布する。地方変異が非常に多く、日本でも70種以上あるとされるが、現在も新種が見つかることがある。種類を見分けるのは容易ではなく、さらに種間の雑種もあるので分類が難しい場合もある。
引用先:ウィキペディア(Wikipedia)
花の色は、ピンクや紫、白、など多彩で、花の形も丸く可愛いです!
お花は魅力的なのですが、花言葉を見ても分かるように、「復讐」であったり「触れないで」など、危険な感じが伝わってくるような、非常に怖い花言葉ですね!
アザミは、葉は大型で深い切れ込みがあり、その葉には、棘(とげ)が多いのも特徴の一つです(棘のない品種もあり)。子供が綺麗だからと摘もうとすると怪我をしてしまいますね
怖い花言葉ですが、その花言葉がついても、仕方がないと思えますね!
アザミのお花は、プレゼント向きではありませんね。
日本には、ノアザミ、ナンブアザミ、タイアザミ他、多くの種が自生しているそうです。
開花時期は3~10月と種類によって幅がありそうで、開花している時期で識別がしやすいかも知れませんね。
写真のアザミは、撮影時期は4月の後半です。
タイアザミ類の根は煎じて強壮薬として用いられる場合もあるそうですよ。他にも、フジアザミ、モリアザミなどの根は、食用として食べることもできるそうです。
食用にしたり、お薬にしたりできると安心していてはいけません。なかには、毒のある品種も日本には自生しているのです
稀に遭遇するかもしれませんので、その2品種をご紹介させていただきますね!
こちらのアザミは、とても大きくもなるアザミです。それに伴って、茎も太くなり、その茎につく棘も大きく鋭利な棘となります。
「アメリカオニアザミ」はキク科アザミ属の多年草で、もともとは、日本には分布していないアザミでしたでした。ヨーロッパ原産の外来種のアザミであり、セイヨウオニアザミと呼ばれることもあります。
7~10月頃に、紅紫色の頭状花を咲かせます。生態系被害防止外来種に指定されてもいる厄介なアザミでもあり、枯らしても、棘はとても固くて鋭利で、触るとすぐに傷を負うことになり、抜き取って駆除するのは危険で大変なのです。
アメリカオニアザミは、主に、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国地方、四国、九州に分布しているそうです。
お次は、毒のある「アザミ」をご紹介しますね!
ヨーロッパから帰化したキク科アザミ属の多年性の野草です。
繁殖能力が高く、牧草地、道端や荒地に群生します。夏から秋に、茎先に花序を出して多数の薄紅色の頭花を咲かせます。葉に鋭い棘もあるため、牧草地の牛などの動物も食べ控えます。
日本へ昭和40年代後半に移入し、帰化しています。セイヨウトゲアザミの開花時期は、6~10月ごろです。
セイヨウトゲアザミ(西洋刺薊)は、触れた場合や摂取した場合、毒による症状が出る場合があるそうです(葉は接触により皮膚に軽度の炎症を引き起こす可能性があり、根を食べた場合は、吐き気を催す恐れもあります)。
セイヨウトゲアザミは、主に、北海道、東北、関東、甲信越、東海、北陸に分布しているそうです。
●日本のアザミは、葉には棘があるものが多いですが、茎部分に棘はないものが多いそうです。
●花としての観賞価値だけではなく、食用や生薬としても活用されていますが、毒があったり、厄介者扱いされていたりする品種も日本には自生しています。お気をつけくださいね。
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