今回、事前に送られてきた「オススメの食べ方」はこんな感じ。1はイメージできますが、2、そして3は……
1.粗塩とはちみつの塩はちみつ
2.納豆はちみつ
3.焼きたての魚の干物にはちみつとレモン汁
干物にはちみつとレモン、あり得ない……
なのに、スタッフが最初に選んだのは、なんと「はちみつ+レモン+干物」。会社での食べやすさを優先してししゃもを使いました。
実は、この日試した中では全員一致で「干物がいちばんおいしかった!」のです。
はちみつの甘みはいわば煮物でいうみりん。レモンからはいやな酸味ではなく、スッキリ感を感じます。「みりんで煮てゆずをしぼった魚」ならば美味しそうな印象なのに、「はちみつレモン魚」と言われるととたんに印象が変わってしまう、この味覚の不思議に挑んだ組み合わせでした。
これはスタッフが自宅で試しましたが、食べた家族が言葉を失ったあと、「ちょっと意外すぎて感動すらある美味しさ」と評していました。
なお、レモンは生レモンと濃縮果汁レモン、両方を試してみましたが、どちらでも大きな差は感じませんでした。いっぽう、はちみつの風味はとても重要。プレーンなチューブ入りのはちみつでも驚くほどに美味しいのですが、より個性の強いはちみつを使えばよりいっそう鯖とはちみつの複雑な組み合わせを楽しむことができたのです。
これは今日からすぐ取り入れられる楽しみ方です。
「塩も風味のある”あら塩”を使ったほうが美味しく楽しめます。塩とはちみつ、適量をまぜるだけ。野菜スティックを食べるときのディップにどうぞ。また、とうふ、チーズなどとも相性がいいですよ」(日本はちみつマイスター協会 本部講師 池田裕子さん)。
そのほか、にんじんなどクセのある野菜には、粒マスタードとはちみつをまぜたハニーマスタードもおすすめだそうです。
とうふに黒蜜ときな粉をかけるのには抵抗がないのに、なぜかはちみつとなると勇気が必要。でも、とろりとしたプリンのようなデザートに! 低カロリーなのに栄養価の高い、ダイエット向きアレンジです。さらに、とうふに塩はちみつを乗せると、おかずとおつまみの中間のような食べ物に変身しました。チーズでも同様でした。
納豆にはちみつを入れるとなぜかねばりが消え、さらに納豆のあの臭みも消えました。臭くない、ねばらない納豆+はちみつの甘み、それはまるでやわらかな甘納豆。あまりに意外すぎて4パックあった納豆がすぐになくなりました。
「甘い納豆に塩味野菜のだし、どうなるか想像もつきませんでしたが、これは想像以上にあいます。臭みもないので、豆と野菜のいいところだけがわかる、お互いほめあっているような組み合わせ!」
「はちみつとは、みつばちが集めてくれる自然からのギフト。はちみつを知ることは、イコール、私たちのまわりにある自然環境、そして文化を知ることでもあります。はちみつを使いこなし、生活に役立ててみたい方は、ぜひはちみつマイスター協会のホームページも検索してみてください」(日本はちみつマイスター協会 本部講師 池田裕子さん)
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