今回はマイスターが選んだ4つのはちみつを順に試しながら、テイスティングのコツを教わりました。「自分でも試してみたいという方は、お店で色が違う単花蜜のはちみつをまずは2種類買ってみてください」(池田さん)
協会の講座では、シートに従ってはちみつを表現する言葉を考え、書き残しながら進めます。自分で試す場合は「はちみつマイスター」で検索して、出てきた有資格者のブログの表現を参考にしてみて。
1・口に入れる前にはちみつの色や香りを確かめる
2・口に入れたときの味わい。舌触り、酸味や甘み、香りなど
3・舌全体にはちみつを広げ、唾液と混ざったときの味の変化と、最後に鼻に残る香り
主にこんな段階で評価します。
「はちみつを出しておくお皿と、使い捨てのプラスチックスプーンがあるとより楽しめます。また、一口食べ終わるごとに口をすすいでリセットするので、お水も用意してください」(池田さん)
「大きな傾向として、日本のはちみつはさっぱり、海外のものは濃厚です。また、色の薄いものはさっぱり味で、濃いものはミネラル分の多い特徴ある味。なので、テイスティングは色の薄いものから始め、濃いものへと移ります。黄色っぽいものから、オレンジ、褐色という順番です」(池田さん)。
今回編集部でテイスティングしたうち、4つめの「シドルハニー」の表現はこんな感じでした。
「カラメルのような香りです」
「口に含むと黒糖の風味。それがカラメルに変化しました!」
「おしょうゆ味の、みたらしのタレみたいな印象かも。お薬っぽさもあります」
「お友達と1瓶ずつ持ち寄ってパーティを開くと、一度にいろんな味を楽しめるうえ、私はどう感じるという語彙をみんなで確認できて楽しいですよ!」(今回指導してくれた池田さん)
美味しいはちみつが集まればいっそう盛り上がりそう。手元に眠っている瓶を1人1本持ち寄って、さっそく終末にランチ会を開いてみてはいかがでしょう?
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