ユウゲショウ(夕化粧、学名: Oenothera rosea)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花を見られる。
オシロイバナの通称と紛らわしいので、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と呼ぶこともある。
形態・生態
高さ20~30cm、時には50~60cmに成長する。茎には柔毛がある。葉はやや広い披針形で、互生する。
5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1~1.5cmの花をつける。花弁は4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色である。
やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄蕊が8本あり、雌蕊の先端は紅色で4裂する。熟した果実は、雨に濡れると開き、種子が飛び散る。
原産地は南米から北米南部。現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布する。
日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが関東以西に野生化しており、道端や空き地でもよく見かける。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ユウゲショウ」は、昼から夜間にかけて開花すると言われていますが、昼前から咲き始め、夕方にはしぼむものもあるそうです。
お花は、優しい小さな淡いピンクのお花!小さくて可愛いです。
他の雑草である、「カタバミ」の葉を追い越して、スッと背丈をの伸ばし茂っています!
花は、まばらにポツポツッと咲いていて、控えめな印象を受けましたね。花言葉の「臆病」「貞淑」「美徳」も、イメージ通りで、納得できます。
「ユウゲショウ」はかわいらしい丸みを帯びた花弁は4枚で、1.5cmほどの小さな花です(中心部分は黄色くなっています)。
似たピンクのお花に「ヒルザキツキミソウ」というお花があるのですが、そちらは5cmほどの大きさがあります。私も、うっかり間違うところでした。どちらも可愛いピンクの丸いお花で、可憐です。
「ヒルザキツキミソウ」についても、プチっと豆知識。
花言葉 は、「物言わぬ恋」「奥深い愛情」「無言の愛」 「自由な心」 「固く結ばれた愛」 「奥深い愛情」。
ツキミソウは、月が出る夜にだけ咲いていて、朝になるとしぼんでしまお花で1日だけ咲いていますが、「ヒルザキツキミソウ」のお花は、嬉しいことに、数日間も咲いているそうですよ!
お花の特徴で印象的なのは、雌しべの先端は十字形になることです。桃色昼咲き月見草と呼ばれることもあります。
「ヒルザキツキミソウ」は、日当たりが良い場所を好み、乾きやすいサバンナや草原に生える品種だそうです。
その特性から、この植物も、野草(雑草)として、元気に自生することができます。
いかがですか?「ユウゲショウ」と同じで、花が似ている事、道端でも自生できる点など、共通点が多いですよね。
花の大きさが違うのと、花の雌しべの先端に十字形があるかないかで、簡単に見分けがつきますよ。
花言葉も、どちらも控えめな印象の意味あいがついていますよね。
実は、私はこの雑草をはじめて知りました。咲いていても、見逃していたかも知れませんね。
出会えて良かった~!と思えるほど、可憐なお花です。私が見かけたのは、4月の3週目です。皆様のお近くの道端でもそっと咲いているかもです。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ユウゲショウは雑草として認識されている帰化植物です。日本には、明治時代に観賞用として持ち込まれ親しまれました。現在も、花の見た目がかわいいため、育てる人もいるそうです。雑草扱いされるほど丈夫で、葉が生い茂るので、増えすぎには注意です。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます