道端に生えているとても小さな黄色い「カタバミ」の花って、春の道端でよく見かけます。
ありふれた雑草である「カタバミ」に似ているけれど…。
春の道端で、葉も花も、かなり大きくて、ピンク色でとても可愛いお花が群生して咲いていているのに出会いました。とても華やかなで見とれてしまいました。
調べてみましたら、こちらは、園芸種(花壇で楽しむ植物)なんですって!
なるほどって、思いました~♪
カタバミ科オキザリス属に属する球根植物のことで、種類が多いことで知られています。その数は800種類以上あるとといわれています。
日本で主に栽培されているものは約20種ほどだそう。園芸品種として出回る「オキザリス」の多くは南アフリカ、中南米が原産地で、「オキザリス」は花壇に植えて楽しまれるものですが、雑草に匹敵するほどに繁殖力が高いので、野草化しているものもあります。
ピンクの花を綺麗に咲かせるカタバミには、「イモカタバミ」が有名です。
イモカタバミの開花時期は、春から秋まで見かけることができます。花の色が濃く、花弁中央部も同じように色が濃いです(雄しべの葯の色は黄色)。
雑草の一種ですが、園芸上では、こちらも「オキザリス」と呼ぶこともあるようです。色の濃いピンクのカタバミは、とても可愛く、鑑賞用として十分、活用できますよね!
他にも、ピンクの花を咲かせるカタバミで有名な品種に、「ムラサキカタバミ」があります。
ムラサキカタバミ(紫片喰)も園芸種に向くカタバミ(片喰)の仲間。ムラサキカタバミは、花の色が薄く、花弁中央部はさらに色が薄いです(雄しべの葯の色は白)。
ムラサキカタバミは『要注意外来生物』に指定されています 。画像のお花は?!素人が識別するのは非常に難しい「カタバミ」もあります。
識別に悩むほど種類が多いのも「カタバミ」の魅力ですよね。
葉に、黒い斑点がある品種もあります、春の道端には、本当にたくさんのカタバミの仲間が花を咲かせています。群生して春の風に揺られる姿は、可憐でとっても可愛いです
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇観賞用の園芸種として導入されましたが、強健で、繁殖力が強く野草化していて、道端でも見ることができます。種を1mほど飛ばし、子孫を残していきます。みるみるうちに広がります。地下根から広がって増えてゆくので、家庭菜園などで見かけたら、早めに駆除した方が良いです。駆除の際は、少しでも根が残ってれば、そこからまた繁殖します。
〇園芸用で楽しむカタバミは「オキザリス」という名で流通しています。可愛いけれど、すごい生命力がある植物だということを、知った上で楽しみましょう(その際は、鉢植えで育てましょう)。
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