ツタバウンランは、オオバコ科ツタバウンラン属の植物で常緑ツル性の多年草です。
日本中の色んな場所で自生しています。大正時代に観賞用として日本に渡来し、現在では全国に帰化しています。
園芸用にも流通はしているのですが、繁殖力が凄く生命力も強く、危険視もされています。
地面を這う様にして横に広がります。ツタバウンランの茎は赤茶、赤紫色です。
ツタバウンランの花期は主に3月から8月とされていますが、他の時期に咲くこともしばしばあるそうです。
ツタバウンランの花は唇形をしていて、花弁は薄紫色です。
ツタバウンランので、上下の2唇に分かれています。よく見ると、魅力的なお花ですね~♪
ツタバウンランの草丈は、10cm~40cm。小さくて儚げな花と紫色の細長い茎が這うように伸びる様から、「はかない夢」がついたとされています。
あと、南ヨーロッパで食用(主にサラダやスープとして)とされていたこともあって、飢えをしのぐための夢という意味あいが、由来だという説もあります。
酸味や苦みがあって、日本では、食用というよりは、薬効を期待して活用されるそうです。ツタバウンランの葉や茎には、ポリフェノールが豊富に含まれているため、薬効があるとされています。
地を這うような姿を見ると、そのような花言葉がついてもおかしくないような気がしますね、でも、ちょっと残念な花言葉ですね。
可愛いお花なのですが、花言葉を知った後に改めて地を這うような姿を見ると、ちょっと怖い感じもしてきますね。少しなら可愛いのですが、群生してきたら、駆除したくなるかもです。
お花は、すごく可愛いのにね。茎が赤紫色に見えるから、血管みたいにも見えてきた…。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・日当たりや水はけが良い所を好み、とても繁殖力が強い丈夫な雑草です。自生しているものを採取して育てる場合は、駆除しにくいことを考えて育ててみましょう。園芸店やネットショップでも流通しているそうです。
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