母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。
遺伝子研究の結果、1995年にソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする、栽培品種のクローンであることが明らかにされた。
日本では、サクラは固有種を含んだ10もしくは11の基本の野生種を基に、これらの変種を合わせて100種以上の自生種がある。
さらに古来から改良開発されてきた栽培品種が少なくとも200種以上あり、分類によっては600種以上、または800種とも言われる品種が確認されている。
これら多品種のサクラのうち、ソメイヨシノは江戸時代後期に開発され、昭和の高度経済成長期にかけて日本全国で圧倒的に多く植えられた。
このため今日では気象庁が沖縄県以東、札幌以西の各地のサクラの開花・満開を判断する「標本木」としているなど、現代の観賞用のサクラの代表種となっており、単に「サクラ」と言えばこの品種を指す事が多い。
引用元：ウィキペディア（Wikipedia）
「ソメイヨシノ」には、種が存在しないと言われています、実もつきません。実がなる場合も稀にあるようですが、その実が育ち「ソメイヨシノ」の木にはなりません。
なんでも、江戸時代の植木職人さんが、美しい花を咲かせる「ソメイヨシノ」を取木や接木などで増やしたものが、現在も繰り返し行われ、今では全国各地で楽しめる代表品種になったとか！
すなわち、「ソメイヨシノ」はクローンなのです！遺伝的にすべての「ソメイヨシノ」の個体は同じだからです。
代表品種である「ソメイヨシノ」以外の桜や桃も可愛い花が咲きますね～！
「ソメイヨシノ」は、さくらんぼを収穫できませんが、収穫できる桜の木は何と呼ぶのでしょうか？
実が食べられる桜の木を「さくらんぼの木」と呼び、日本にはさくらんぼが実る（栽培されるさくらんぼの木）品種は、約30種以上あるとされていて、世界には1000種越えの品種があるそうですよ。
さくらんぼの木を確実に実らせるために、遺伝子的に相性の良い品種同士を混植するというひと工夫をしているそうです！（自分自身の花粉では、受粉できない品種がほとんど）
ソメイヨシノの花びらが、ハラハラと散りゆく様は花吹雪のようで綺麗でもあり、なんだか儚げですよね！
「ソメイヨシノ」の花言葉「私を忘れないで」の由来ですが、なんでも、フランスの桜の花言葉に「私を忘れないで」という意味があるそうです。桜の花が散る様は、儚いですよね。
この「私を忘れないで」というソメイヨシノの花言葉を怖い！と受けとる方もいたのですね！
「私を忘れないで」という言葉は、大切な人や最愛の人へ届けたい感情で、どうしても「別れ」などのドラマのシーンが浮かんできてしまうので、人によって、怖かったり、切なかったりするので、怖いんでしょうね！
意思疎通も困難な母ですが、桜だよ！と声をかけると、目を開いてくれました！車椅子でゆっくり進むと、普段感じられない街中の不思議に出会えます。
大阪は、葉桜になりました。今日は、雨。桜も見納めですかね。
もう少し桜気分を味わいたいので、桜を使った手作り菓子でも作ってみようかな。
お外をゆっくり歩き見渡すと、普段は気づきもしない不思議がたくさん溢れています。小さな感動に共感していただいて、ありがとうございます。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…。
最後まで、読んでくださりありがとうございます。
〇桜の「ソメイヨシノ」は、すべてクローンでした。
〇「ソメイヨシノ」はさくらんぼは実りません。さくらんぼの実る桜は「さくらんぼの木」といいます。
〇「ソメイヨシノ」の花言葉が怖いとされるのは、「私を忘れないで」というフランスの花言葉からきています。フランスの花言葉も悪いイメージでつけたものではないので怖くはありません。
