薺(ナズナ)は、東ヨーロッパ、西アジア原産のアブラナ科ナズナ属で、ナズナ以外にも、ぺんぺん草(ペンペングサ)、三味線草(シャミセングサ)とも呼ばれます。
開花時期は2月~5月、桜が咲き始める時期から、桜が葉桜になる時期にも咲いていて、公園などでお花見に行った際に、皆様も目にしているかも知れませんね、ナズナは、家や土地が荒れ果てている荒廃した土壌であっても生育する強靭な植物です。
春の七草「セリ・ナズナ・・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の中のひとつが「ナズナ」です。
七草のそれぞれに意味があり、「ナズナ」は、古くから邪気や病気を防ぎ1年を健康に過ごせるようにと願いが込められているそうですよ!
春の七草で作る、《七草粥》日本ではお正月明けの1月7日の朝に七草粥を食べる風習がありますね。七草粥に入る「ナズナ」は、胃腸を整える効能があるとされています。
ナズナには、ハート型のような三角のような、葉のような部位がたくさんついていますが、これはナズナの果実で、中には種が入っているそうです。
その様子から、ヨーロッパのほとんどの国で、ナズナの実は…羊飼いの財布(Shepherd’s purse)と呼ばれています。
その財布(ナズナの果実、中の金貨のような種)を預けるという意味から「あなたに全てをお任せします」などが、つけられたと言われています。
この話は私も知らなかったので、面白かったですね。財布にまつわる由来は、すごく現実的な意味合いですね。
とても情熱的な意味合いなので、過去に韓流スターのアン・ジェヒョンがク・へソンさんと結婚する際のプロポーズの際に「ナズナ」を使用したのだとか。情熱的な花言葉を持つお花は、ロマンテックな使い方ができるのですね!
日本だと、「ナズナ」は桜のお花見が楽しめる季節に咲いているお花なので、お花見の際に、プロポーズなんていうのもロマンチックですね~!
でもでも、注意しないといけないのは、ナズナの花言葉に「君を忘れない」という意味合いもあるようで、告白などに使用する際は、しっかりと意味合いを伝えた方が良いですよ!
勘違いされると困りますものね。
ナズナは「ぺんぺん草」と呼ばれていますよね。私はナズナと呼ばず「ぺんぺん草」と呼んでいたような気がします。
ナズナの実がハートのような形をしているので、とても可愛くて大好きな植物でした。
ハートのような実の部分を、すべて下に裂いていって、くるくると回すとかすかに音がするんですよね!
桜が咲く季節の公園などは、子どもがたくさんいますが、今の時代のお子様は、こうやって遊ばないのかも知れませんね。昔、懐かしい遊びを思い出しました。まるで、昔の卒業写真を開いているような気持ちに似た感情が湧いてきましたよ♪
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…。
最後まで、読んでくださりありがとうございます。
〇「ナズナ」は七草粥として「食べて」、子どもが「遊べて」、愛の告白「ご縁を結ぶ」にも活用できる、実用的&情熱的なお花だということが分かりました。
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