【身近な植物の毒の謎に迫る】「スイセン」にまつわる身の毛もよだつ怖い話。可愛いけど触っちゃダメ?

【身近な植物の毒の謎に迫る】「スイセン」にまつわる身の毛もよだつ怖い話。可愛いけど触っちゃダメ?
投稿日: 2023年4月4日 更新日: 2023年4月4日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
春に咲く「スイセン」は、ラッパスイセンなどの西洋種なんだとか!このお花は、4月に撮影した「スイセン」のお花です。桜の季節の咲く「スイセン」の花も綺麗ですね!寒い冬に群生する 「スイセン」を一度はカメラにおさめてみたいのですが、「スイセン」は毒があるらしいと知り、なんだか怖いんですよね!怖いんで、まだ、行ってないんです(寒いのもあります)。調べたらスッキリしましたので、皆様にもご紹介させていただきますね!

では、いってみよう~♪

厚生労働省の自然毒の「リスクプロファイル」にも「スイレン」はのっている

園芸品として色や形の異なる多くの種類がある。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。開花時期には早咲き系と遅咲き系がある。

ニホンスイセンなどの日本種は12月から2月頃、ラッパスイセンなどの西洋種は 3~4月頃に開花する。

葉はニラによく似ているため間違えやすい。また、ノビルも過去にスイセンとの誤食の例がある。鱗茎はタマネギと間違えやすい。葉を揉むと(または切ると)ニラはニンニクのような強い刺激臭(ニラ臭)があるが、スイセンの臭いは弱く青臭い。

有毒成分はアルカロイド (リコリン 、タゼチンなど) 。他にシュウ酸カルシウム。

ニホンスイセンは関東地方以西の本州の暖地海岸に生える。園芸用として広く栽培されている。

参照元:厚生労働省の自然毒の「リスクプロファイル」

スイセンは全草が有毒なんです!!

触るとかぶれる場合があります!スイセンは、植物学的には「ヒガンバナ科」だそうです。

特に球根に毒成分が多く、致死量は10gとされる

特に球根に毒成分が多く、致死量は10gとされる

海外では死亡例も報告されているとか。食べて30分以内で吐き気や下痢、発汗、頭痛などを起こすそうです。3月には石川県で農産物の直売所でスイセンがニラと間違えて販売されたこともあるそうですよ!スイセンの葉は、ニラ特有の匂いがせず、青臭いそうですね。葉だけでなく球根も玉ねぎに似ているので要注意です。

プランターでネギやニラなどを育てたりする人は、間違えやすいのでスイセンは植えない方が良いですね。

コツ・ポイント

〇道端でも、可愛く咲き誇る「スイセン」は、どの品種も【毒】があるんですね!特に、球根に毒が多く、致死量は10g!知りませんでした。球根を触る際は、手袋必須ですね。
〇里芋を触って痒みなどが出る人っていますよね、それは、里芋に含まれる、不溶性のシュウ酸カルシウムの影響だそうです、その不溶性のシュウ酸カルシウムは「スイセン」にも含まれ、触るだけでも「接触性皮膚炎(かぶれ)」を起こして、かゆみを伴う発疹が起こることがあるそうです。お子様とお花を観賞しに行く際は、葉や、花もむやみに触らない方が良さそうですね。
〇触ったり摘んだりしなければ、写真撮影もOKですね♪


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