じゃが芋の芽に【毒】があるのは知っていましたので、芽が出てしまったじゃが芋は、いつも皮をむいて、芽をしっかり取り除いて食べていました。
でも、たくさんの芽が出たじゃが芋を調理するのは、なんだか心配。
数が多いので、しっかり調べておきましょう…
じゃが芋の芽(芽とその芽の根元)や、皮(特に光が当たって緑色になった部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、これらの部分を十分取り除くことが大切です。
<取り除き方>
1) ジャガイモの芽を根元を含めて完全に取り除く(多少皮より内側の部分も含めて多めに除く)
2) ジャガイモの皮をむく。特に、緑色になっているジャガイモは、皮を深くむく(皮より内側の部分も含めて緑色になっている部分は全て除く)
また、
ソラニンやチャコニン(カコニンとも呼ばれています)は天然毒素の一種で、じゃが芋の芽や緑色になった部分に多く含まれます。
これらを多く含むじゃが芋を食べると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることがあります。
じゃが芋を食べたあとにこのような症状が出たときは、急いでお医者さんにみてもらいましょう。
ソラニンやチャコニンはじゃが芋の芽に一番多く含まれています。
とのことです。
引用元:農林水産省
なんでも、じゃが芋は、20度以上になると発芽しやすくなるそうです(腐敗もです)。
暗くて、涼しく、通気性の良い場所で保存するのが良いそうですよ。
かごや通気性が良くなるような穴をあけたポリ袋も◎だとか♪
じゃが芋は、10℃くらいの涼しい場所が好ましいそうで、
だとすると…
寒い季節以外は、冷蔵庫がいい!と思って、
冷蔵庫に入れていると、安心とは言い切れないそうです
その理由は…
じゃが芋を揚げたり炒めたり焼いたりすると、じゃが芋に含まれる糖とアミノ酸の一部が反応して、アクリルアミドという有害物質ができます。
じゃが芋を冷蔵庫で保存すると、糖の濃度が高くなるので、このようなじゃが芋を揚げたり炒めたりするとアクリルアミドのできる量が増える可能性があります。
冷蔵保存したじゃが芋は、煮物や蒸し物といった水を使った調理に使えば、アクリルアミドもできにくく、甘味も増しておいしくいただけます。
とのこと。
引用元:農林水産省より
冷蔵保存したじゃが芋は、煮物や蒸し物といった水を使った調理に使えば良いのですね。冷蔵したじゃが芋を焼いたり、炒めたり、揚げると、体に良くないんですね~!
スーパーでセール品の箱入りの、じゃが芋と玉ねぎを発見!
玉ねぎを購入しました~♪
〇暖かい季節は、買いだめするのを控えるのが良さそうですね
〇家庭菜園などで作られた、未熟なじゃが芋も、ソラニンやチャコニンを多く含んでいることがあるので、注意が必要だそうですよ
〇じゃが芋に芽があれば、そのまわりの部分も含めて取り除きましょう
農林水産省公式HPを参考にさせていただきました
お問合せ先は
消費・安全局食品安全政策課
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