まず葉ですが、小さな斑点が不規則にたくさんあって、病気にかかっているのかな?って思うくらい、綺麗ではないところ…
これは、オオキバナカタバミの葉の特徴なんですって!
同じ仲間のカタバミ属も、葉がハート形の小葉が 3 枚セットになっています。
よく道端で見かけませんか?クローバー似の葉っぱ!
厄介な雑草なので、私もよく園芸をしているとき、見たら抜くようにしているんです。
あの、雑草の仲間なんですね~!
オオキバナカタバミの葉は、夜や日陰になると葉を閉じる習性があるそうですよ。
オオキバナカタバミはカタバミ科の多年草で、早春にこのような、鮮やかな黄色い花を咲かせます。オオキバナカタバミは「カタバミ」の仲間なのですが、「カタバミ」よりも大きな花を咲かせます。花茎の頂部に直径1.5~3cmの花が1~5個つくそうです。
蛍光色が混ざったような鮮やかさで、華やか!とても目立つお花です。
もともとは園芸用に輸入されただけあって、美しいです。
カタバミは日当りのよい場所を好み、一定以上の気温を好む植物なんですって。
「家紋」にもなった理由は、カタバミは繁殖力旺盛な性質から!一度根付くとなかなか絶えません。その絶えない性質が→「家が絶えない(子孫繁栄)」に通じることから、「家紋」として用いられたそうです。「カタバミ紋」と呼ばれる家紋は、100種類以上あるそうですよ。
でもでも、そこが厄介で、群生でもしたら大変なんです!
根っこも深く太く強いので、駆除が大変。カタバミの仲間は、球根は根から剥がれやすく、駆除のために引っこ抜いても球根は土壌に残りがちです。
空き地など人の手が入らない場所では、根が増殖して、群生する姿を見ることが出来ます。放置すると春の在来種が駆逐される恐れがあるので、その場合は、駆除されることが多いです。駆除する場合は、根ごと掘り出しても、数日するとまた同じ場所からカタバミが生えてくることも多く、同じ作業を何度も行なう必要があります。カタバミの除草は、簡単ではなく手間がかかります。
その性質の為、オオキバナカタバミは「総合対策外来種」に指定されています。
「総合対策外来種」とは…
環境省いわく…
外来種のうち国内に定着が確認されていて、かつ生態系に被害を及ぼしている(おそれがある)ためにこれ以上の繁殖や定着を防ぐ(防除、遺棄など)総合的な対策が必要とされるものです。
引用元:環境省「生態系被害防止外来種リスト」より
とのこと。
「決してあなたを捨てません」「輝く心」「喜び」「母の優しさ」「決してあなたを忘れません」
調べてみてから、花言葉がつけられた由来がわかるような感じがします。
「輝く心」「喜び」などは、花の鮮やかさや、華やかさからつけられたんでしょうね!
「決してあなたを捨てません」「決してあなたを忘れません」などは、その土地の土に一度根づくと、駆除さえ難しくなる性質からつけられたんでしょうか…
それにしても、素敵な花言葉ですね~!
カタバミは色々な種類があり、知らないと思っている人でも、見たことはあるはずです。本当に身近な植物です!
小さく8mmほどの黄色い花を咲かせる「カタバミ」。
オクラのような実を付け、種がはじけて、飛んでいきます。
クローバーの葉は先端が写真のように丸いのに対し、カタバミはハート型ですよ!
毒がないので、カタバミは即、駆除しないといけない雑草ではないのですが、調べていくと、とても厄介な雑草だということが分かりました。大切なお花を育てている植木鉢に生えてきたら、早めに抜いておくと良いですよ!
〇オオキバナカタバミなどのカタバミは繁殖力の強い植物です。地植えすると思わぬ速さと強さで生長していきます。カタバミが増殖したお庭でも構わなければよいですが、そういう状況を望んでない場合早めに駆除しておきましょう
〇カタバミの中でも、オオキバナカタバミなどは綺麗なので、もし植えるとしても、「鉢植え」にしておきましょう
〇オオキバナカタバミは、毒とはいえないのですが、植物中には高いレベルのシュウ酸カルシウムを含有しています。シュウ酸カルシウムは、腎臓で結石をつくったり、腎臓の機能障害を引き起こしたり、尿路結石になる等のリスクが高まるとされているので、食用にはしないほうが賢明です。
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