姉の家すぐ近くに、気になる草が生えてきて、とても綺麗な大きな葉が茂ってきました。
綺麗な可愛い葉がたくさん茂るので、そのままほうっておいて、お花は咲くんだろうか?
どこまで、育っていくのか、次第に、楽しくもなってきました。
楽しい反面、異様なまでに育つのが早いことが気になってきて、私は、ネットにて、検索を必死にかけて、探しました…。
すると、その植物は「桐の木の幼木」だと判明。激似の葉っぱだったので、そうだと思います。
凄く大きくなる植物なので、姉にも注意を呼びかけましたが、もう少しだけ様子を見て、駆除すると言ってくれました。
そのうち、近所でも目立つ存在の植物となり、姉の近所に住む子供さんが「トトロごっこ」をしたいと言い出して、そのお子さんのお母さんまで楽しみにしていました。
そして姉は、近所の子供達に、約束どおり葉をプレゼントすることに…。
その時は、私も一緒にお手伝いをして、綺麗なプレゼント用の葉を分けておいて、その他の葉を駆除したんですね!
その葉の多い事、大変なことといったら…
顔より大きな葉が下のほうからたくさん茂っているんで、ビニール袋がたくさん要りますよ~。
木は、のこぎりがないとできないので、私のお手伝いはそこで終了!
その後姉が、カットしたようです。
カットした断面です。
見てください!もはや 幼木というより「木」ですよね!
なんでも、風や鳥が運んだりして、遠くまで広がっていくそうです。
なぜかこの植物、都会では下水の水を求めてか、下水近くのコンクリートの割れめや近くから芽を出して(発芽率が高い植物)、早いスピードで育っていきます(生長が早いのも特徴です)。
気がつかないうちに巨大化して、市民を驚かせる植物は、キリの幼木であることが多いそうですよ!
桜の季節になって、我が家の薔薇も、桜も、近所の雑草も、元気にすくすく育ってきていて、植物観察がとても楽しいのですが…。
こちらの植物も、気になっていて、よく観察しているんですが
芽が出てきているではありませんか!!!
一度、ここまで育ててしまったら、毎年、芽が出てきそうな気配ですよ!
根の近くのところから、カットしないといけないのかな?!
姉に伝えて話をしていくうちに、この芽がどのようになるか
好奇心の芽が、私達姉妹に出てきてしまって、しばらく様子を見て、
葉っぱが育つか、見守ってみようと考えるようになってきました~。
大阪在住なので、まさか、この生命力溢れる植物が、桐の木だったなんて(多分です)!
皆さまも、下水近くからグングン伸びる植物があったら、それは「桐の幼木」かも!!
20年ほどで、高さはなんと10~15mまで育つそうですよ!
直径も50~60cmなんで凄い大きいですね!
成木になる前の幼木のうちに…!
車の通る道路近くに育ってしまった場合も、危険なので駆除の対象物扱いになるそうです。
一度根づくと厄介な事になりかねませんので、駆除する方向を選択するほうが、良いかもしれませんよ!
〇「桐の幼木」でネットにて検索をかけると、画像が出てくると思います。
日本では、昔は、女の子が産声をあげると、この「桐の木」を植えて、育てて、嫁入り(結婚)する際には、キリで箪笥を作り、嫁入り道具として持たせるという風習がありました。コンクリートジャングル化した都会では、「桐の木」も厄介扱いとなってしまいました。
時代が変われば、そして、存在する場所が変われば、大切にされていた植物が、厄介ものになってしまうという事が、身近に起きてしまいました。
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