エリカはツツジ科エリカ属の総称で700を超える品種があり、花の色はピンク、白、オレンジ、黄色、赤、紫などバリエーション豊かです。
繊細な枝に小さな花がたくさん咲き、一つ一つは小ぶりで可憐な印象を受けます。地面のすぐ近くから枝を出し大きな株になるため、株間を十分にあけましょう。
ヨーロッパ原産の品種は耐寒性がありますが日本の暑さとは相性が悪く数は少なく、日本で流通する40〜50種ほどは南アフリカ原産のものが多いです。
ただし南アフリカ原産は寒さに強くないため、冷たく乾いた風が当たる場所は避けましょう。品種には「ジャノメエリカ」「アルバミノア」「クリスマスパレード」「カナリーヒース」などがあります。
植え付けは東京付近では4月に入ってから、関東南部以西の暖かい地方では3月中旬から可能です。
苗は品種によって異なりますが、冬から春まで咲くエリカの苗は春から秋まで園芸店に出回っています。
庭植えをしたい場合は、ピンク色の小さいベルの形の花をたくさん咲かせる「蛇の目エリカ」がおすすめで、30cm以上に育った花つきの苗を選ぶのがよいです。
軟弱な感じの苗や伸びの悪い苗は避け、大きく穴を掘ってやや深めに植え付けるとよいです。
もっとも人気である「ジャノメエリカ」は2月~4月が開花時期です。
「博愛」「孤独」「裏切り」。
ピートモスや腐葉土、鹿沼土などの弱酸性の土を好み、庭植えでは軽い黒土や赤土にピートモスを混ぜたものが適します。
日当たりと排水のよい場所に植え、ジャノメエリカ以外の品種は鉢植えで育て冬の間は保護すると安心です。
ジャノメエリカは上によく伸びるので、場所に合わせて芯を切り詰めておきましょう。
剪定は花の終わった直後に行うと花つきがよくなり、花がらも放置しないよう注意しましょう。
加湿状態が長く続くと、根や株が傷むことがあります。
水やりは土に直接注ぎ、泥が枝葉に跳ねないように気をつけましょう。
新芽やつぼみにアブラムシがつきやすいため、よく観察して防除してください。
スコットランドの先住民ピクト人とキリスト教徒が戦った際、ピクト人が敗れてビール職人の親子が捕まってしまいました。
ケネス王はヒースビールの作り方を教えれば命は取らないと約束しましたが、待ちきれなくなった王は父親の目の前で息子を殺し、父親に口を割らせようとしました。
しかしそれはかえって憎しみを生み、とうとうその秘伝のレシピは失われてしまったという伝説があります。
エリカの開花時期は種類によって様々で、主に春咲き種、夏〜秋咲き種、冬〜春咲き種、不定期咲き種に分かれます。
植える時期に適しているのは春と秋の年2回です。
エリカはガーデニング慣れした人へおすすめですが、創意工夫しながら挑戦するのも楽しい花木です。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:小さな花がたくさん咲く花エリカ「 Erica/ヒース」」をご覧ください。
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