まずは、ほうれい線ができてしまう主な原因を確認していきましょう。
ひとつめの原因は、表情筋の衰えです。
表情筋は、表情を作る筋肉で、顔全体に張り巡らされています。
なかでも、口の周りにある「口輪筋(こうりんきん)」と、口角からこめかみにつながる「頬骨筋(きょうこつきん)」が衰えると、皮膚や脂肪が垂れさがり、ほうれい線が目立ちやすくなります。
また、マスクを着用する時間が増えたことで、表情を人に見せる機会が少なくなり、表情筋の衰えにつながってしまうケースも考えられます。
ふたつめの原因は、肌のハリ不足。
肌のハリが失われることで、ほうれい線が定着しやすくなったり、目立ちやすくなったりしてしまう恐れがあります。
加齢による表情筋の衰えのほか、紫外線ダメージの蓄積や、生活習慣の乱れによって肌のハリが弱まってしまいます。
肌のうるおい不足も、ほうれい線が目立ってしまう原因のひとつです。
肌が乾燥すると、小じわが増えこれがほうれい線につながることも。冬になるとほうれい線が目立ったり、日によってほうれい線の目立ち方が変わったりするなら、肌のうるおい不足が原因かもしれません。
ほうれい線の主な原因として、間違ったスキンケアも挙げられます。
洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料を使ったり、肌を強く擦ったりする「間違ったスキンケア」でも肌がうるおいを失ってしまい、ほうれい線を目立たせる原因になります。
次は、ほうれい線を予防・改善するための対策をご紹介します。
毎日の習慣としておすすめしたいのが、以下のような表情筋のトレーニングです。
1.口を大きくあけて「あ」
2.口を横に引きのばして「い」
3.唇を突き出すように「う」
4.笑顔で口角を上げて「え」
5.口を縦に大きくあけて、鼻の下を伸ばして「お」
それぞれ5秒ずつキープして、朝昼晩とやってみましょう。
また、頬骨の下にあるじん帯をほぐすマッサージもおすすめです。
1.頬骨の下に親指の腹をあて、顔の中心に向かって、斜め上へ押し上げ3秒キープ
2.頬骨のラインに沿って、外側へ指を移動させながら、目尻の下まで同じようにマッサージを続けていく
1日2分を目安に、少し痛いけど気持ち良いくらいの力加減で続けてみてください。お風呂上りや、スキンケア時のマッサージがおすすめです。
表情筋のトレーニングやマッサージに加えて、毎日ていねいに保湿するように心がけましょう。洗顔やクレンジングでごしごしこすらないこと、日焼け止めや日傘をつかって紫外線対策を怠らないことなども、ほうれい線の防止につながります。
1日2分を目安に、少し痛いけど気持ち良いくらいの力加減で続けてみてください。お風呂上りや、スキンケア時のマッサージがおすすめです。
表情筋のトレーニングやマッサージに加えて、毎日ていねいに保湿するように心がけましょう。
洗顔やクレンジングでごしごしこすらないこと、日焼け止めや日傘をつかって紫外線対策を怠らないことなども、ほうれい線の防止につながります。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます