【後編】ピアノの処分方法|無料で処分する方法は?

【後編】ピアノの処分方法|無料で処分する方法は?
投稿日: 2022年12月12日 更新日: 2022年12月12日
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前編では、ピアノの処分方法5つをご紹介しました。
メリットデメリットはあるものの、その時々の状況にあった処分方法が選べるので、
手段として知っておいて損はないでしょう。

後編では、運搬費削減として自分で運搬を行う場合や、無料でピアノを処分する場合の方法など、ご紹介いたします。

トラックを用意して運搬すれば安くできる?

トラックを用意して運搬すれば安くできる?

友人にピアノを譲渡する際や、オークションやフリマサイトでの売買を検討している際、搬出費用や運送費のコストを下げたいと考える方も少なくないかと思います。

ですが、ピアノは精密機械です。少しの振動で調律がズレる場合や、故障に繋がってしまう可能性もありますので、ご自身での輸送はおススメ致しません。
ピアノの搬送に関しては、引っ越し業者でさえも、ピアノ専門の運送会社に委託しているといわれています。

自分で搬出を行う場合は、必ず2トントラックから

自分で搬出を行う場合は、必ず2トントラックから

事情があり自分で搬出を行う場合は、2tトラック以上で搬出するようにしましょう。
軽トラックの場合、最大積載量が350kgと定められており、アップライトピアノの重量が200~250kg、大人2人が同乗する場合、最大積載量をオーバーする事となり、道路交通法に反する場合があります。
2トントラックであれば、最大積載量をクリアする事が可能です。

ですが、前述でお伝えした通りピアノの重量は200kg以上あるため、家からトラックに積む作業が必要で容易ではないという点と、その他トラックのレンタル料金(相場15,000円程度)、ガソリン代などが発生いたします。

これらを踏まえた上でも、自身でピアノを運送するリスクが高いと言えますので、特別な事情がない限りは、ピアノ専門の運送会社に依頼するのがベターでしょう。

※トラックのレンタル料金については、あくまで相場となりますので予めご了承くださいませ。

ピアノを無料で処分する手順・方法

ピアノを無料で処分する手順・方法

まずはピアノ買取専門店に査定を出すことをお勧めいたします。
ネットや電話でピアノの情報を伝えるだけで無料査定を行ってくれますので、自費で処分する前にまずは査定依頼をしましょう。
(前編でもお伝えしましたが、ヤマハ・カワイの30~40年経ったピアノでも買取価格が付く可能性が高いです。)

前編でお伝えした方法をおさらいとはなりますが、下記の処分方法を検討してみましょう。

【処分方法おさらい】

処分方法①:自治体の粗大ごみ
処分までにかかる日数:1週間前後
おすすめ度:★★★★☆

②不用品回収業者
処分までにかかる日数:1週間前後
おすすめ度:★★★☆☆

③オークション
処分までにかかる日数:1~2週間
おすすめ度:★☆☆☆☆

④ピアノ買取業者
処分までにかかる日数:1週間前後
おすすめ度:★★★★★

⑤親戚、知人に譲渡
処分までにかかる日数:1~2週間
おすすめ度:★★★☆☆

※各メリット・デメリットについては、「【前編】ピアノの処分方法|全5パターンを紹介」をご覧ください。

ピアノを処分したあとのメリット

ピアノを処分したあとのメリット

ピアノを処分したことで、「スッキリした」「部屋のスペースが新たにできた」「もっと早く処分すればよかった」などの声が良く挙げられます。
また、買取でピアノを処分した場合は、現金化できたことをメリットとして挙げられる方も多いです。

使わなくなってしまったピアノは、どれだけ思い入れがあったとしても、スペースを取ってしまう家具の一つになってしまいます。
かといって、思い出の深いピアノは無理に処分する必要はなく、家宝として残すのも選択肢の一つです。

ただ、年式が古くなればなるほど、ピアノの価値は下がっていくという事実もあります。
少しでも「無料で処分したい」等の気持ちがある場合は、ピアノの価値がある間に処分をすることをお勧めします。

コツ・ポイント

後編もいかがでしたでしょうか?

ピアノは一生に一度の買い物といっても過言ではありません。

ピアノを愛用すればするほど思い入れも強くなる一方で、
いざ処分するとなれば、たくさん悩まれるのは無理のない事だと思います。
(筆者も幼少期よりピアノが家庭にある環境で、処分する際は心が痛くなる場面もありましたので…)

今回の記事をご覧いただいた中での結論として、
「処分をするか」「家宝として置いておくか」
どちらの選択肢も、決して間違いではないと感じます。

わずかではあるかもしれませんが、今回の記事で処分に悩まれている方への後押しとなればと思います。
前編・後編共にご覧いただきましてありがとうございました。


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