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鶏肉で生ハムを巻く!X'masにおすすめの「ポッロ・リピエーノ」

鶏肉で生ハムを巻く!X'masにおすすめの「ポッロ・リピエーノ」
投稿日: 2022年11月29日 更新日: 2022年11月29日
閲覧数: 1,762
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ライター/料理人。息子、夫、ロングヘアード・ワイマラナーと4人で、極...
12月から1月ぐらいの時期って
「ちょっと手間をかけて、いいもの作りたいな!」と思いますよね〜。

クリスマス、忘年会、新年会など、人が集まるときにも活躍する
イタリアのおいしい肉料理、ポッロ・リピエーノをご紹介します!

pollo(ポッロ)はチキン、
ripieno(リピエーノ)は「〜でいっぱい詰まった」→「詰め物をした(食べ物)」です。

私のポッロ・リピエーノは、フィレンツェ出身のとある人気イタリアンのシェフから
教えていただいたものをベースに、詰め物をよりシンプルにしたものです。
(シェフに教わったのは、豚の挽肉やモルタデッラなど詰め物だけでも美味なやつ!)

この料理のポイントは、お肉をミルクで煮ること。
日本語で表現するとしたら、「チーズと生ハムのチキン巻き ミルク煮」的な?

生ハムはイタリアのプロシュットを使いたいのですが、
今は一時的な輸入規制で入手しにくくなっていますよね。
その場合はスペインの生ハム(ハモン・セラーノ)がおすすめです。

とーーーってもおいしいので、ぜひ作ってみてください!

材料 (もも肉4枚分)

  • 牛乳 :400cc
  • パルミジャーノ・レッジャーノ :20g
  • 鶏もも肉 :4枚
  • プロシュット(生ハム) :6枚
  • イタリアンパセリ :3〜4枝
  • オリーブオイル :大さじ1
  • 白ワイン(シャルドネなど酸味が少ないもの) :50cc
  • 塩・黒胡椒 :適量
  • つけ合わせの野菜(ポテト、人参、ロマネスコなど) :適量
  • つけ合わせ用のオリーブオイルとハーブ塩 :適量

まずは下ごしらえ!

まずは下ごしらえ!

・鶏もも肉はスジを取り除き、厚みのあるところに包丁を入れて均等に広げる

・じゃがいもとにんじんは皮ごと適当な大きさに切り、ロマネスコは小房にわけて、全部一緒にボウルに入れ、オリーブオイルと塩(お好みでハーブ塩に!)をもみこんでおく。

※野菜はオーブンで色よく焼くだけでOKなので、チキンと同時進行で仕上げましょう。
ロマネスコは火が入りやすいので、早めに取り出します!
(もしくは、レンチンしてからフライパンで焼いてもOK)

鶏もも肉で生ハムとチーズを巻きます

鶏もも肉で生ハムとチーズを巻きます

鶏肉の両面に塩ひとつまみと黒胡椒適量を振って手でなじませたら、皮目を下にしてまな板に置く。

その上に生ハムを1~1.5枚分、肉をおおうようにして並べる

イタリアンパセリの葉も肉をおおう程度の量を、生ハムの上に並べる

その上からパルミジャーノ・レッジャーノ(グラナパダーノでもOK)を適量すりおろす

巻き寿司を作るようなイメージで鶏肉を具ごと巻いていき、上からたこ糸でしばる

フライパンに移して、もも肉においしい焼き色を

フライパンに移して、もも肉においしい焼き色を

フライパンにオリーブオイルを熱して肉を入れ、ほどよい焼き色がつく程度まで焼き、白ワインを入れる。

アルコールが飛んだら牛乳も加え、チキンを時々裏返しながら弱火で10分ほど煮込む。

しばらく蓋をしたまま余熱を入れ、粗熱が取れたら適当な厚さに切って、つけ合わせの野菜とともにお皿に並べる。

仕上げにイタリアンパセリを散らす

コツ・ポイント

「鶏もも肉で生ハムとチーズを巻く」という、子どもも大人も喜ぶイタリア料理。
牛乳で煮ることで肉のくさみを消し、やわらかく旨みたっぷりに仕上げます。

リピエーノ(詰め物)を施したイタリア料理はいろいろありますが、
たとえばこれもチキンをただ牛乳で煮るだけよりおいしさが増し、
見た目にも特別感がぐぐーん!とアップすると思います!

白ワインと一緒にどうぞ。




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