【クローゼット】元アパレル販売員が冬になっても片付けない夏物とは？

じつは12月になると半袖が売れていました

12月に店頭に立っていたら
「半袖、置いてない？」とおっしゃる
お客様が増えるんです。


不思議に思って理由をお聞きしたら
「冬は暖房が暑い」とのこと。


特に忘年会の鍋。
2次会のBARやカフェも暑い。
お酒も温かいものも、
飲んだら暑くなるしね。


だから「インナーに半袖を探してる」と
おっしゃるんです。
確かに！

冬って、どこもかなり暖房が効いてます。
百貨店やモールも、電車だって
どこも暑いくらい?


そのお声を聴いて
私のショップでは12月も
半袖をご用意していました。


そして私自身も
自分が使えると思う半袖は片付けなくなった
というわけです。

ワタシ的「冬に使える夏物」は白いTシャツ2種類

私が冬に使えると思う夏物は
白いTシャツ2種類です。

①ジャストサイズの白いTシャツ
こちらは首が詰まっているクルーネック。
スムース素材で、やや光沢もあって美しい。

例えばこんな風にニットのインナーに。
首から白が適度にのぞいて◎

このチラ見えがあるかないかで
垢ぬけ度がぜんぜん違う！


この場合、半袖を入れることで

・暑さをおさえられる
・袖のもたつきをおさえられる
・暖房でかいた汗を吸収してくれる


という効果も。

また、こちらはジャケットのインナーにも◎
総裏地のジャケットって
意外に暑いんですよね。


スムース素材は光沢が特徴です。
だから使えるシーンの
振り幅が広いのです。

②ゆったり目の白いTシャツ
もう一つはゆったり目。
首も大きめにあいたものをチョイス。
そして裾は、後ろ長めのラウンド。

こちらはVネックニットのインナーに良き。

Vネックにはこのくらい
首のあきがあるほうが好き。
素材は洗いざらしコットンです。

裾から見える白もいい感じ。
カーディガンのインナーにも使いやすい。
裾をインでもアウトでもサマになるので
こちらも汎用性が高いです。

衣替えは「絶対に夏物を片付けないといけない」わけではない

ではこの2つを
どう収納しているかというと
冬ものと一緒にハンガーに掛けています。


ちなみに片付けた夏物は
引き出しの下段へ。
来年までバイバイ。


そう、「衣替えするから」って
ぜったいに夏物を全部
片づけないといけないわけじゃないんです。

整理収納をするときに
全部出して
→仲間に分けて
→定位置を決める


という作業をするので
季節で分けると
全部片づけてしまうんですよね。


そこを「今、必要なものを出しておく」
という考え方にすると
もっと快適なクローゼットに進化します。


そして、その「使えるもの」とは？
私は上の2枚を挙げましたが
それは人によって違うはず。


冬に、どんな色・素材・形の夏物が使えるのか
それぞれ想像していただければと思います。

ニットを長く愛用するためにも、半袖を試してみては？

それと余談ですが、
ときどき素肌に直接ニットを着る方をお見受けします。
皮脂などがニットについて
汚れや傷みの原因になります。


汗も乾きにくいのでニオイのもとにも。
だからこそ半袖が便利です。


もちろん「暑くないよ」という方は
長袖でもいいので
インナーを着たほうが服を長く綺麗に着られます。
そういった意味でも、お試しされてはいかがでしょうか？