ビーチコーミング Beachcombing
2022年3月2日
ビーチコーミング/Beachcombing
Combは「櫛でとく」という意味なので、直訳すると「浜辺を櫛でとく」というような意味になりますが、実際には「海岸に流れ着く漂着物を拾う」ことをいいます。単に落ちているものを拾うだけなので道具も不要。じつにシンプルな遊びです。
本来の意味は売り物になる漂着物を拾い集めることで、骨董の世界では「海揚がり」と呼ばれてきた様です。ビーチコーミングする人の事を「ビーチコーマー」と言います。
私は、伊勢志摩の出身なので・・・・リアス式の海岸には、漂流物も多く海で育った私にとっては、ワクワクのビーチ遊びでした。
どのような物があるのか、紹介します。
1)貝殻 タカラガイや巻貝、二枚貝・・・・・砂浜で洗われて、砂で磨かれた艶のあるものは標本や、アクセサリーにも加工出来ます。
2)シーグラス 浜辺で割れたガラスが・・・・波に揉まれて角の取れた丸みのある
フォルムが魅力です。クリア、グリーン、ブラウンが殆どですが・・・・・レアものでblue
Yellow、Redもあります。濡れていると綺麗な色ですが・・・・乾くと表面の白い傷でくすんだ色合いに見えます。クリアラッカーを掛けると濡れた色合いになり工作やアクセサリー加工出来ます。
3)stone 只の石ころですが、1つ1つ・・・・色も形も大きさ、重さ、違います。
採取する海岸で・・・・・メノウや石英、水晶の取れる所もあるようです。
私が今・・・・・はまっているのがテラコッタ「terracotta」!!
煉瓦色で植木鉢や煉瓦等の焼成レンガの破片が波に揉まれて角の取れた物。
色も淡い物から濃い物まで・・・・配合が違うと質感も違い味わいがあり極小のものから
大き目まで、何とも言えない表情が魅力です。
4)陶磁器 お茶碗やお皿の破片が波にもまれたもの。色や形から元々の製品を
想像するのも楽しいです。
5)流木 これも奥が深いのですが・・・・・波にもまれると年輪の柔らかい部分が削られて節や木目が現れます。そのフォルムは、自然が作つた造形で、木の種類で色も様々で‥‥魅力的かつアーティスティックなものが多いです。
6)漂着種子 様々な種子が海に落ちて漂流して海岸にたどり着いた物です。
大きい物は、やしの実から・・・・・胡桃、どんぐり、ツバキの実、桃の種、ソテツの実
銀杏、菱の実・・・・・ヤシの実とかは、漂着後根が生えて海岸で新たに生長するものもあります。
漂流物はある意味ごみでもありますが、その中にお宝が隠れている場合もあります。
自然からの贈り物といったところでしょうか・・・・・
シーブリーズの中、波の音を聞きながらBeachcombing マイブーム
週3くらいで、テラコッタ「terracotta」拾いに出かけてます。
Beachcomber もちパパです!!
「terracotta」
イタリア語で「焼いた土」を意味する。