食べる縁起物!「赤べこ押し寿司」が美味でかわいい♥︎

食べる縁起物!「赤べこ押し寿司」が美味でかわいい♥︎
投稿日: 2021年12月10日 更新日: 2022年11月29日
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ライター/料理人。息子、夫、ロングヘアード・ワイマラナーと4人で、極...
丑年がもうすぐ終わろうとしているこんなタイミングですが、2021年を振り返り、来年もさらに良い年になるよう食卓にも縁起物を!という願いをこめて、厄除け玩具「赤べこ」をモチーフにした押し寿司を作ってみました。

冗談みたいな見た目になってますが(笑)、がんばって「赤べこ感」出してます。
子どもが喜ぶだけでなく、実際食べると「う、うんまっ!」と大人も大喜び。
なにしろ和牛を使っていますので。本当に、めっちゃおいしいです♥︎
ちょこんと添えた白髪葱とマヨネーズと海苔も絶妙にいい仕事してますよ。


「赤べこ」とは、福島県会津若松市の郷土玩具。
ちょんっとふれると首がゆらゆら揺れる、あれです。
ゆるキャラの走りみたいな存在で、海外の人にも人気があります。

古くは「厄除け牛」や「幸運の牛」と呼ばれていたそうで、魔除け・疫病除けの縁起物として会津の人々に親しまれてきました。
今の時代にもぴったりの伝統的な玩具といえますよね。

干支はもうすぐ変わりますが、「赤べこ」の厄除けパワーは来年も続きます★

材料 (押し寿司1本分)

  • 和牛もも肉ブロック :100g程度
  • すし飯 :約1合分
  • 長葱(白い部分)・マヨネーズ・海苔 :各 少々
  • 醤油 :(食べるとき用)
  • 笹の葉(なくてもいいけど、あると断然違う!) :1枚

まずはすし飯をつくる

1)ご飯を炊き、熱いうちにすし酢を加えて切るように混ぜ、すし飯をつくる

※すし酢は、1合分なら米酢大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1。
もしくはミツカンなど市販のすし酢を使用。

牛肉の表面を焼き、適度な厚さに切る

2)牛肉は表面(6面すべて)をフライパンで焼き、7mmほどの厚さに切る

※赤べこらしい赤さを出すため、焼いた面は大きさをそろえながらトリミングする
(切り落とした部分は醤油に漬けてつまみ食いしましょう。作る人の特権です♥︎)

牛肉自体は本来「生食」ができるものなのですが、
加工の過程で表面に菌が付着する場合が多いため、いくら新鮮な状態であっても
「そのまま生食」はNGです。
ただ、表面さえ焼けばOKなので、6面をきっちり焼いたら
中はレアの状態で全く問題なし。この押し寿司もそのように作ります。

白髪葱や海苔を用意し、押し寿司にする

白髪葱や海苔を用意し、押し寿司にする

3)長葱を細切りにして水にさらす(白髪葱に)。海苔は穴開けパンチなどを使って丸く切り抜き、7mm幅ほどの細長い紐状のものも用意しておく。

4)押し寿司の型をすし酢でしめらせ、すし飯をぎゅっと詰める

5)すし飯の上にスライスした牛肉をきれいに並べ、上からさらに押さえる

見た目を「赤べこ」にする!

6)型からはずし、包丁をその都度湿らせながらカットする

7)首の部分に紐状の海苔を巻き、目の部分にはマヨネーズと丸い海苔、鼻に海苔を飾り、側面にも海苔を貼る。赤べこの模様になるように白髪葱を飾る

お皿に並べたら、醤油を上から適量たらしてめしあがれ!

コツ・ポイント

高級和牛である必要はありません!
が、和牛独特の旨みと香りがポイントなので、
オージービーフやアンガスビーフは不向きです。
↑これらはやっぱりステーキとかがおいしいですよね!

お肉をたくさん使う必要はないので、ぜひ和牛で作ってみてください。

食べるときにかける醤油は甘味のあるものがおすすめです。
醤油+本みりんなど、お好みで。
わが家は鹿児島の「かねよ 母ゆずり」という醤油を愛用しています。
ただかけるだけで何でもおいしくなっちゃうスグレモノです♥︎

あ、そして、下に敷く笹の葉。これもぜひご用意を。
いい香りがほんのり移るし、たとえばこれに3切れずつ包んでお弁当に、
とか、非常に良いです。焼き魚とかにも使えるのであると便利!


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