初心者でもトライしやすい「苔リウム」

初心者でもトライしやすい「苔リウム」
投稿日: 2021年12月8日 更新日: 2021年12月15日
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苔リウムとは、ガラス容器の中で育てる苔のことです。身近に自然をおいて鑑賞でき、世話する手間もかからないので、初心者でも手軽に楽しめます。お店で素敵な苔リウムを買ってくるのもいいですが、簡単に自作できるので、オリジナルの苔リウム作りに取り組んでみてはいかがでしょうか?

材料 (苔リウムに必要な道具)

  • ガラス容器
  • 水やり用スプレー
  • 水差し
  • 植え付けに使うピンセット
  • スポイト
  • 土(ソイル:テラリウム用の土)

苔リウムに必要な道具

苔リウムに必要な道具

苔リウムの容器選び

苔リウムの容器選び

苔リウムは、直射日光の当たらない場所で、湿度を保ってあげることが大切。そのため、深さのあるガラス容器を選びましょう。さらにふたのあるガラス容器だと、湿度をコントロールできるので便利です。

ただし、植物なので酸素は必要不可欠。密閉容器の場合は完全に閉めてしまうと、酸素が届かなくなってしまうので、パッキンを取り外して隙間を設けて使用しましょう。

また、水やりの度にガラス面を拭くと、カルキによる白い汚れを防ぎキレイに保てます。そのため、手が入れられるくらい口が大きめの容器のほうが、お手入れが簡単です。

土(ソイル)って?
ソイルとは、焼き固められたテラリウム用の土です。園芸用の土でも苔リウムはつくれますが、虫の卵やカビが入り込まないように注意が必要なので、ソイルを使うほうが手軽です。ネットショップ、ホームセンター、100円ショップでも入手可能です。

苔の入手先
■ネットショップ
お好きな種類を選ぶことができるのでオススメです。

■ホームセンター
「苔シート」としてパック容器入りのものを売っていることがあります。

■アクアショップ
アクアリウムに使われるものと同じ苔でOK。苔や草は基本的に水に沈めると、水中でも成育できるよう適応します。しかし一度水中に適応してしまったものは、水から出ては生きられないのでご注意ください。

家の庭に自生している苔などは、苔リウムという環境下ではカビが生えやすく、コントロールしづらいです。買った苔でつくるほうが気軽にはじめられます。

注意:土地の所有者に許可を得ず、採取するのは法律で禁止されていますので、むやみに苔を取るのはやめましょう。

苔リウムによく使用される苔たち

苔リウムによく使用される苔たち

苔リウムの作り方

苔リウムの作り方

1.アレンジアイテムを決める
お好みのフィギュアや、樹木を配置してもよいでしょう。ただし、苔とは成育条件が違うので、エアプランツや多肉植物は、入れないほうがよいです。重厚感のある石やきれいな石を入れて風景を演出するのもオススメ。

2.ガラス容器にソイルをひく
1cmほどあれば十分です。奥にいくにしたがって高くなるよう傾斜をつけ、遠近感をつけるように苔や石、植物を配置すると、奥行きが出て一段ひきしまった印象に。

3.ソイルを水で湿らせる
水差しでまんべんなく濡らしましょう。

4.苔シートからちぎった苔をピンセットでソイルに植え付ける
苔が浮いてしまうと枯れてしまいます。

5.霧吹きで全体に水を与えて、ガラス面についた水滴を拭きとれば完成
すべて配置したら、乾いたところがないように潤してください。石にも十分水を与えてください。

お手入れ方法
ふた付き容器の場合は2週間に一度を目安に、乾いていたら水を与えればよいでしょう。霧吹きで水を吹き付け、苔にじゅうぶん水分を与えます。容器を斜めに傾けて、水が溜まってしまうのは水分過多です。苔が痛んでしまいますので、スポイトで吸い取りましょう。濡れたガラス面をキッチンペーパーなどで拭き、汚れも落とせば完成です。

瓶の口が狭くて手が入らない場合は、ピンセットやハケを駆使してガラス面の掃除をしましょう。



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