葉が十分に茂ったグリーンカーテンは、日差しの熱エネルギーを約80%カットする遮へい効果があるそうです。
これは「すだれ(遮へい効果50~60%)」や「遮へいガラス」と比べても高いとされています。さらに植物の蒸散作用により周囲の気温も下げる効果があります。
そのためエアコンの消費電力を抑えることができ、CO2削減効果も期待できます。
グリーンカーテンと言えば「ゴーヤ」や「アサガオ」が定番ですが、ほかにもグリーンカーテンに適した植物はたくさんあります。花の鑑賞や実の収穫を兼ねると楽しみも増えます。
同じ場所や土替えをしないプランターで、同科の植物を続けて栽培すると育ちが悪くなるということが起こります。これを「連作障害」といいます。例えば、ゴーヤ、ヘチマ、キュウリは同じウリ科なので連作には向きません。
昨年と同じ場所には違う植物を植えましょう。
近年流行している「パッションフルーツ」「ホップ」「ツルムラサキ」「シカクマメ」などは、実を収穫して楽しめるつる植物です。
「フウセンカズラ」「オキナワスズメウリ」は食べることはできませんが、とても可愛らしく観賞用として人気の高い植物です。また、アサガオのなかでも「リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)」は午後まで花を開いている品種で、午前から午後にかけて花色の変化が楽しめます。
お好みの植物を植えてグリーンカーテンを楽しみませんか。
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