型抜きクッキーの中にさらに小さな型を抜き、
その中にキャンディを詰めてステンドグラスのようにしたものです。
バターたっぷりの生地はそれだけ食べてもおいしいのですが、
ステンドグラスにするとパリッと甘いキャンディとのコントラストが最高です。
「ステンドグラスクッキーってかわいいけどおいしくない」
なんて口コミも目にするんですが、大丈夫、本当においしくできます◎
去年のクリスマスでは、スクエアのクッキー生地をいろんな形に抜いて、
100枚のステンドグラスクッキーを作りました。
とある子ども向け施設で配るためだったんですが、みんなに喜んでもらえました♥︎
大量に作るときはスクエア型を使うと生地にムダが出ないし、
焼き時間もそろうのでおすすめです。
抜いたほうの生地もそのまま焼きます。抜いた小さなクッキーもかわいいです!
1)無塩バターを室温に戻し、なめらかになるまで泡立て器で混ぜます。
2)グラニュー糖を加え、白っぽくなるまですり混ぜます。
3)卵を割り入れてさらによく混ぜ、バニラオイルも加えます。
※バニラオイルの代わりに、バニラビーンズを入れてもおいしいです。黒いツブツブがなんともいえない贅沢感!
4)ふるった薄力粉を加え(シナモンパウダーを入れるときはここで)、さっくりと混ぜ合わせてから3〜4等分にし、2時間以上冷蔵庫で休ませます。
十分に休ませた生地を3〜5mm厚さに伸ばしたら、型抜きスタート。
「型抜きクッキーって意外と失敗しちゃう」と感じたこと、ありませんか?
失敗の要因はいろいろあると思いますが、
「生地はうまくできたのに型抜きのときに失敗する」という場合は、
室温で生地がだれてしまうせいかもしれません。
上の写真は中の窓まですべて抜き終えた状態を載せていますが、
もし外側の家型を抜いた時点で生地がやわらかくなってるなと感じたら、
無理せずいったん冷蔵庫で冷やすことが大切です。
型は市販品がありますが、自分で型紙を作って、包丁でカットすることもできます!
じつは私も、購入したキットでは窓の型抜きができないので
壁と屋根だけ活用して、本体は自分でカットしています。
●オーナメントのように吊り下げたいときは、ストローや竹ぐしを使ってこの段階で穴をあけておきます!
オーブンを180度に予熱します。
その間に、キャンディを砕いておきましょう。
ここでポイント!
この工程中もずっと、抜いた生地は冷凍庫で冷やしておいてくださいね。
やわらかくなった状態でオーブンに入れると綺麗に焼けません。
オーブンに入れる直前まで、生地は冷凍庫にキープです!
できるだけカチコチの状態から焼き始めたほうが形が綺麗に仕上がります。
余熱が終わったら10〜12分ほど焼きます(時間は様子を見ながら)。
端っこが少し茶色くなってきたなと思ったら取りだして、穴にキャンディを詰めます。
ギュッと多めに詰めないと溶けたときに隙間があくので、たっぷり詰めてください。
オーブンを150度にし、溶けるまで焼けばできあがり!
型や砕いたキャンディの大きさによりますが、だいたい5〜8分くらいでしょうか。
※やりすぎると飴が焦げて透明感がなくなるので様子を見ながら進めてください。
組み立てなくても、十分かわいいですね♥︎
ヘクセンハウスを1軒建てるのに、
全パーツ(ステンドグラスにした本体、横の壁、屋根)が2個ずつ必要です。
同じ大きさにしたつもりでも焼き上げると縮んでサイズ感が変わったり、
厚みや色味も微妙に違うので、なるべく近いものを合わせていくとよいと思います。
申し遅れました!
この時点で、部屋中がものすっご〜〜く良い香りに包まれています。
細かい作業は大変そう、と思われるかもしれませんが、なんとも楽しい時間です。
子どもと一緒にやるのもおすすめです★
途中でつまみ食いされてパーツが足りなくなり
「よっしゃわかった、残りのパーツもお食べ」なんてことになりますがw
アイシングの扱いも、「失敗しやすい」ポイントかもしれません。
失敗した経験があると「めんどくさ〜い」と思いがちですよね〜。
そんなときは「水だけで簡単に作れるアイシングシュガーパウダー」を使ってみては?
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まずは壁をくっつけます。
アイシングシュガーはしっかり練っておくとうまくいきます!
壁の部分のアイシングがしっかり固まったら、屋根をくっつけます。
屋根は角度的にずれやすいので、しばらく手でそっとおさえておきましょう。
最後に屋根の真ん中にすすすーっとアイシングを入れたら、組み立てはおしまい!
たくさん並ぶと「町」みたいで、かわいいです。
仕上げに粉糖の雪を降らせたら完成!
コーヒーにすご〜く合う、おいしいお菓子の家ですよ〜。
お菓子の家を建てるのはもちろんおすすめですが、単なる「ステンドグラスクッキー」もかわいくておいしいので、ぜひぜひ「おうち時間」に作ってみてください。
上手に作るコツは、「型抜きのとき、生地がだれないよう何度も冷やしながら抜くこと」です。
時間のないときに急いで作るとどうしても失敗するので、休日にゆっくりと。
「パーツを焼くところまで」を1日目にやって、
「お菓子の家の組み立て」は翌日のんびり楽しみながら、というのもおすすめです。
子どもと一緒にあーだこーだ言いながらつくるのも楽しくて思い出になるので、やってみてください!
しっかり焼いておけばけっこう日持ちします。
早めに作っておいてクリスマスを迎えてもよいですよ〜。
部屋に飾っておくとバターのいい香りがただよって、なんともいえない幸せ気分になれちゃいます!
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