洗濯機のコースは主に5つあります。
●標準コース
●おいそぎコース（倍速／スピード）
●ガンココース（パワフル／強力コース）
●ドライコース（おしゃれ着）
●大物洗いコース（布団・毛布）
メーカーや機種によって、それぞれの名称は異なりますが、大抵は上記のどれかで表示されているはず。これらについて順を追って説明していきます。
ごくごく一般的なコース。
【洗い→排水・脱水→すすぎ→排水・脱水→すすぎ→排水・脱水】
これが一般的な工程です。
いつも着用している服、パジャマ、男性や子どもの下着など、色々なものを洗う時に一番よく使うコースです。
短時間で洗濯をしたい時に使用するコース。
「洗い」の時間が短いので、その分、衣類も少なめに入れるのがポイントです。
実際に、洗濯物があまり多すぎると、全部の衣類をしっかり洗えていないこともあるので注意しましょう。
工程は標準コースと同じか、2回目のすすぎを省く機種もあります。あまり汚れていないけど、とりあえず急いで洗いたい少量の洗濯物やタオル類におすすめです。
ガンコな皮脂汚れや、泥汚れに効果的です。
このコースでは、予洗いで汚れを浮かせてから洗うのが一般的なので、時間が多めにかかります。
ニットやセーターなどの大切な服や女性の下着などにも適したコースです。
標準コースよりも弱い水流と軽い脱水で、型崩れを防ぎます。
一般的な工程は標準コースとほぼ変わりませんが、各メーカーによって洗濯物により負担が小さい工程に設定されている場合もあります。
その名の通り、布団や毛布を洗いたいときに使用するコースです。
標準コースと比べて、長い時間をかけてゆっくりと洗い、大きい洗濯物でも傷みを防ぎながらしっかりと洗います。
シーツも毛布コースを使用するのがおすすめですよ。
洗濯機のコースはいつも同じものを選んでいたという方も、これらの5コースをマスターすれば、洗濯物の状態にあった最適な洗濯ができるはず。これからは正しい洗濯コースで洗濯しましょう！
普段のお洗濯は、つい「いつもの」コースで一度でまとめて済ませがちですが、汚れや素材によっては、それらを別にして専用のコースで洗うという方法もアリかもしれませんね。
