(※上記材料は宝石1つ分です。)
★工作用モールは好きな色を数色、2~3本用意しましょう。
モール2~3本を、ねじったり丸めたりしながら小さくまとめ、宝石のベースとなる形を作ります。
★モールは同じ色数本を使っても良いですが、緑と青や、ピンクと紫など、異なる色を組み合わせて使うと本物の宝石のような色ムラが出来て仕上がりがよりリアルです。
★サイズが大きすぎると結晶がうまくつきません。キュっとコンパクトにまとめるのがコツ。また、モールに隙間があると、出来上がった宝石に穴が空いてしまうので注意。
出来上がった宝石のベースを、糸で鉛筆 (または箸など) にくくりつけてビンにセットします。(※モールに糸を通しにくい場合は糸通しを使ってください。) この時、宝石がビンの底にくっ付かないように糸の長さを調節して下さい。
熱湯(約250ml)にホウ砂(大さじ4程度)を入れて、スプーンなどでよく混ぜ溶かします。この「魔法の水」を、熱いうちに先ほどのビンに注ぎます。宝石がしっかりと浸かる量を入れて下さい。お好みで好きな色の食紅を混ぜるとうっすら色付きの宝石が出来ます。あとはそのまま一晩放置。
数時間後には反応が起こりはじめ、翌日には宝石が出来上がります。私の場合は15時間ほどで取り出しましたが、24時間置いておく人も居ます。目安としては、ビンの底や内側に結晶が沢山くっ付いていて、宝石の全体が結晶で覆われていればOKです。
取り出した宝石をキッチンペーパーなどの上に置いて乾燥させます。(季節にもよりますが、半日ほどで乾きます。) 一度乾くと強度が増して壊れにくくなります。最後に糸を切ってできあがりです!
少しずつ結晶が増えていく様子は、大人の目から見ても不思議で興味深かったです♪ 子供たちも時々ビンを観察しては「宝石になってきてる〜!」とはしゃいでいました。小学校高学年のお子さんなら、観察ノートなどを付けてみるとよりいっそう有意義な実験になるかと思います。
モールの形を星型やツリー型にすると、まるで砂糖菓子のような可愛いツリー飾りが作れますよ♪ まだモールを形作る作業が難しい小さなお子さんは、鉛筆などにモールをクルクル巻き付けるだけで、キレイな「らせん型」の飾りが作れます。クリスマス時期にぜひお試しくださいね♡
★大きな結晶を育てる最大のコツは「ゆっくり冷ますこと」です!必ず熱々のうちに”魔法の水”をビンに入れて、急激に冷めてしまわないようにビンにタオルなどを巻いて保温しておくと良いです。
★海外で人気のホウ砂を使った工作。ホウ砂は宝石作りの他にもスライム作りなど様々な工作に使えるので、一家に1つ買っておくと、子供とのおうち時間に困った時にとても便利です♪
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