一番王道で、なおかつ美しい色を際立たせるためには順光で撮るというのがおススメ。
順光とは、被写体(撮りたいもの)に直接光が当たっている状態。
撮る人は太陽の光を背にして、被写体の間に立つようにします。
順光のいいところは、青空がきれいに撮れる点。
青空がバッグに写るのでより赤や黄色がきれいに見えます。
こちらはさらにバッグに白樺の幹を入れました。
白樺の幹は白いので、色がさらにきれいに。
後ろに写る色や物にも注意して撮ると美しく。
全体を撮るのもいいですが、葉の一部に焦点を合わせて撮ることで、クローズアップされて、より美しさが際立ちます。
もみじの葉は高い位置が多いので、望遠で、一か所きれいだなと思う葉に焦点を合わせてシャッターを切ります。
望遠の場合、接写と同様、一か所に焦点を合わせるとあとは自然と「ボケ感」が出るので美しい一枚に。
望遠を使うときは手ぶれしないよう、脇をしっかり締めて撮影します。
この写真も順光です。
時間帯は夕刻なので、少し色が夕焼け色になってきています。
紅葉そのものを撮るのも素敵ですが、周りの建物を一緒にいれてもお互いが引き立って美しく。
古い建物とも日本らしい表現になり素敵ですし、逆に都心のビル街の中の紅葉などもまた表情が違っておしゃれになります。
紅葉はつい上ばかり見てしまいがち。
でも、足元もとってもきれいです。
落ち葉のじゅうたんや、子供のかわいい足と落ち葉なんていうのも素敵ですし、
砂利や石畳に落ち葉なんていうのもとっても絵になります。
美しい紅葉を見つけたら、その足元も注意深く見てみると、美しい風景に出会えるかも。
太陽を直接撮らないように注意しながら(直接レンズで見ると目に悪いですので注意)、光をちょっとずらすようにして、逆光で撮ってみるのもまた美しいです。
太陽の光がフレームのギリギリのラインに入るかは要らないかぐらいで撮ったり、木々の間や葉の間から少し入るぐらいにして。
太陽からは視線を外すようにしながら。
逆光だと木の影も撮れるので、一枚の絵のように。
こちらは紅葉が美しい一本道で。
そばに小さな湖があり、水面に光が輝くのもまたとても美しかったです。
時間は午前中に撮っています。
黄色の葉は比較的撮りやすいのですが、もみじの「赤」は何気にきれいな色を表現するのが難しい被写体でもあります。
順光で撮るとよりきれいな赤が表現できますし、脚光で撮ると光り輝く色合いを表現できます。
晴れている日はISO感度は100~400の間で。
ホワイトバランスは「晴れ」「曇り」とその時の時間帯や色合いを見て撮っています。
また、どちらがいいか迷ったときなどは同じ被写体を違う設定で2枚撮っておいて、後でPCの大きな画面で見てから選ぶという方法も。
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