金木犀(キンモクセイ)をもっと知ろう!花言葉や開花時期

金木犀(キンモクセイ)をもっと知ろう!花言葉や開花時期
投稿日: 2020年7月6日 更新日: 2020年7月6日
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身の回りにあっても中々目を向ける機会のない花。改めて観察してみるとそこには新たな発見があることも。今回は金木犀(キンモクセイ)について様々な情報をお届けしたいと思います!

金木犀という花

金木犀は中国原産のモクセイ科モクセイ属の、秋という季節を代表する植物です。英語では「fragment olive(フラグメントオリーブ)」と呼ばれ、日本では金木犀という呼び方のほかに木犀花(モクセイカ)や丹桂(タンケイ)と呼ばれることもあります。中国では樹皮がサイの皮膚に似ているため、モクセイ属は総称して木の犀(サイ)、「木犀」と名付けられたそうです。そこから黄色の花を咲かせることから日本にて「金木犀」という名前がつけられたとのこと。日本には花つきのよい雄株のみが持ち込まれたため、雌株は存在しません。そのため日本の金木犀が実をつけることはありません。

花の色は黄色やオレンジが存在し、開花時期は9月から10月です。花の香りは三大香木の一つにも挙げられるほど素晴らしく、金木犀の大きな特徴となっています。金木犀の香りから季節の移り変わりを感じる方も多いのではないでしょうか。ワインやお茶に漬け込んで楽しむ方も多いようです。また、実は金木犀は同じモクセイ属の花であり、白い花を咲かせる銀木犀(ギンモクセイ)という品種の変種です。

金木犀の花言葉

金木犀の花言葉は複数存在し、「謙虚」「気高い人」「初恋」「陶酔」「真実の愛」「官能美」などがあります。良い香りを発しつつも花自体は小さいことが「謙虚」「気高い人」といった意味の由来となっているそうです。また、その匂いがあまりに人を引きつけることから「陶酔」や「官能美」といった少し危険な香りのする花言葉もあるのが特徴です。恋愛の意味もある花ですが、少し使いどころが難しいかもしれませんね。

金木犀を香りで楽しむ

金木犀はその香りから様々な商品にも使われています。シャンプーやトリートメントをはじめ、香水やコロンといったフレグランスの類からエッセンシャルオイル(精油)も存在します。開花時期以外にも金木犀の香りを感じたい方は一度試されてみてはいかがでしょうか。

武蔵野ワークス 人気おすすめ「金木犀2015」(キンモクセイ)
https://www.fragrance.co.jp/f4/a215.html

ロジェ・ガレ FLEUR D'OSMANTHUS - オスマンティウス
https://www.roger-gallet.jp/collection/fleur-d-osmanthu/

金木犀を園芸で楽しむ

金木犀は生垣や庭木として栽培されることの多い植物です。肥料は植える際に元肥として与えるほか、半年に一度固形肥料で追肥をしてあげてください。日当たりのよく、水はけの良い土で水やりを行いながら育ててあげましょう。また剪定時期は花が咲いた後、春までに行うのがおすすめです。実がならず、種が取れないため増やす際は挿し木を行いましょう。

金木犀を園芸で楽しみたい方はこちらのネット通販などから苗木を購入できます。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%A4+%E8%8B%97%E6%9C%A8/

参考文献
美しい花言葉・花図鑑-彩りと物語を楽しむ-(ナツメ社・2015)
色・大きさ・開花順で引ける季節の花図鑑(日本文芸社・2004)
園芸大図鑑 あらゆる植物が育てられる全1000品種以上掲載 新装版(ブティック社・2020)
花のことば辞典 四季を楽しむ(講談社・2019)
葉・花・実・樹皮でひける樹木の事典600種(西東社・2019)


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