気をつけながら取り入れたい「ベランダ遊び」

気をつけながら取り入れたい「ベランダ遊び」
投稿日: 2020年5月15日 更新日: 2020年8月17日
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『子育てタウン』は、予防接種や各種補助金など、赤ちゃんの生活に欠か...
外で思いきり遊ぶことができない時期に、活躍するのがベランダです。
落下などの危険を取り除きながら、子どもと一緒に楽しむための方法を紹介します。

ベランダ遊び、何ができる? 1~2歳児編

1歳から2歳の頃は、ベランダに好きなキャラクターのマットやビニールシートを敷いて、たっちや歩く練習、おままごとなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この頃はまだ動ける範囲が限られている年齢ですが、危険をできるだけ取り除くためにも、できるだけ座って遊べるようにするとよいですね。

また、洗濯物を干したり、取り込んだりする際にお手伝いしてもらうことも、立派な「お遊び」になります。お人形の洋服などを子どもに任せれば、楽しんで参加してくれるでしょう。
他にも、ベランダでお花や野菜、ハーブを育ててみては。簡単に始められるキットが市販されています。小さなじょうろで毎日の水やりを担当してもらうのもおすすめです。

遊びが広がりもっと楽しめる! 3歳児編

遊びが広がりもっと楽しめる! 3歳児編

1歳や2歳の頃と比べ、できることが増える3歳児。座っておままごとをしてるだけでは、飽きてしまうかもしれません。例えば、小さなバケツにお水とおもちゃを入れて遊んだり、テーブルを出して粘土やお絵かきをしたり、シャボン玉をするという手も。
ただし、水遊びの水が近隣のベランダに流れたり、おもちゃが下の階に落下したりしないように注意しておくことは必須です。意外に遠くまで飛んで行くシャボン玉も、近隣の家で干されている洗濯物や欄干に付着することも多いようです。住宅の構造や周りの状況によって、迷惑がかかることもあるので、よく確認しましょう。
また、広さがあるルーフバルコニーなら、幼児用のお砂場セットやミニブランコなどの遊び道具を取り入れるのもいいですね。他にも、ベランダにテントを出して、キャンプ気分を楽しむ「ベランピング」も人気です。人工芝を敷けば、裸足で出られるので遊びの幅が広がりそうです。。
集合住宅の場合、ベランダは隣とひと続きになっているケースも多いので、声のボリュームや足音などには充分気をつけましょう。
みんなが自粛のストレスを抱えている時期なので、隣近所にひと声かけて挨拶しておけると安心ですね。

遊ぶ前に気をつけておくこと

まず、気をつけなければならないのは、子どもやオモチャの転落です。エアコンの室外機がベランダに設置されている場合が多いと思いますが、子どもがよじ登って、ベランダの柵を超えてしまうリスクがあります。危ないことを言い聞かせても、1歳児や2歳児にはわからない時期、3歳児には好奇心のほうが勝ってしまうことが多い時期です。いずれにしても、保護者が必ず付き添って、目を離さないようにしましょう。

また、体が小さいので、柵から頭や体が出てしまうことがあれば、必ずネットなどを使って防止しましょう。落ちないから大丈夫と思っていても、おもちゃを外に落としてしまうこともあります。しっかりと防いでおきましょう。
さらに、子どもがベランダ遊びを気に入って、ひとりでベランダに出ることがないよう、保護者が付き添えないときは施錠しておくなどの対策をしておくと安心です。

他には、このような遊びを始めようと思うと、費用面も気になるところ。
子どもがベランダ遊びを気に入るかどうかもわからないので、お金をかけた準備は避けて、まずはお昼ご飯をお弁当箱に詰め込んで、親子でピクニックのように食べる、というあたりから始めてみてはいかがでしょうか。

外の空気に少し触れるだけで、子どもの気分も変わります。
近隣への配慮をしながら、親子で楽しく遊んでみませんか。


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