1歳の頃よりさらに行動は範囲が広がり、いろいろな遊びができるようになる2歳。言葉もどんどん育ち、コミュニケーションが取れるようになってきます。とくにパパママなど身近な大人の行動をよく見ていて、マネをしてみたくなる時期でもあります。ですから、「ごっこ遊び」に興味を示す子が多いともいわれています。
この時期の子どもは、おままごとや、お世話人形などが、男女を問わず人気です。また、「叩けば音が鳴る」ことが楽しかった1歳に比べ、2歳は、「素敵な音色がする」とか「好きな歌が流れている」ということがわかるようになります。木琴や鉄琴、ミニピアノなど楽器を取り入れてみるのもおすすめです。
だんだんと好きなキャラクターが出てくる2歳児。キャラクターの名前を覚え、絵本やテレビでも好きなキャラクターを見たいという欲求が現れてきます。キャラクターに関する考え方はパパママそれぞれですが、好きなキャラクターを通して学べることもたくさんあります。
例えば、「このキャラクターは、この子を助けてあげていたね」「あの時どんな気持ちだったのだろうね?」などと、パパママが解釈し伝えてあげることで、理解が深まり、情緒や社会性を育むといったことも。ただ欲しがるから与える、ということではなく、「どこが好きなの?」など、キャラクターを通して親子のコミュニケーションが深まるとよいのではないでしょうか。
昨今、さまざまな木製のおもちゃが市販されています。どれも木の温もりを感じて、触り心地もよく、子どもにも人気です。また、素材がシンプルなので、創造性が育まれそうな印象もあります。
だからといって、色付きプラスチックのおもちゃが悪いわけではありません。まず、色を覚えるきっかけになり、軽いので落としたり、当たったりしても痛くありません。また、比較的購入しやすい価格設定になっていることが多いです。それぞれにメリットがありますから、柔軟に考えていけるとよいのではないでしょうか。
各自治体の児童館や子育て支援センターには、さまざまなタイプのおもちゃがあります。まずそこで遊んでみて、興味を示すものを家庭に取り入れていくこともおすすめです。
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