米は洗って炊飯器の内釜に入れ、目盛りよりやや少なめの水を注いで炊飯します。
炊き立てのご飯をボウル(あれば寿司桶)に移し、(A)を加えてしゃもじで切るようにして混ぜます。馴染んだらうちわなどであおいで冷まし、濡らした布巾などをかぶせておきます。
干し椎茸は水に浸けて柔らかく戻します。柔らかくなったら石づきを落として薄切りにします。(この際の戻し汁は使うので捨てないでください。)
蒸しエビは殻をむき、大きければ食べやすい大きさに切ります。
ニンジンは細切りにします。
レンコンは薄いいちょう切りにし、酢水にさらしてからしっかりと水気を切ります。
絹さやは筋を取り、熱湯でさっと茹でて食べやすい大きさに切ります。
鍋(もしくはフライパン)に干し椎茸の戻し汁と水を合わせて200㎖を入れ、(C)を加えて火にかけます。煮立ったらニンジン、レンコン、干し椎茸を加えて炒め煮にします。5分ほど煮て水分が少なくなったら火を止め、しばらく置いて味をなじませます。
具材の汁気を切ってすし飯に加え、さっくりと混ぜ合わせます。
ボウルに卵を割り入れてほぐし、(B)を加えて混ぜ合わせます。フライパンに薄くサラダ油をひいて(分量外)中火で熱し、卵液の半量を流し入れます。火加減を弱め、ふちが乾いたら火を止めます。(少し手間ですが一度濾してから焼くと色ムラがなくきれいに焼きあがります。)
手でそっと返し、弱火で両面を焼きます。残りも同様に焼いて粗熱を取り、細切りにして空気を含ませるようにしてほぐしておきます。
器にご飯を盛り付けて、錦糸卵を全体にのせます。さらに蒸しエビ、絹さや、いくらをバランス良くのせて完成です。
時代に逆流するようですが、敢えてじっくり丁寧に作るちらし寿司をご紹介しました。錦糸卵やすし飯に混ぜ込む具材は前日から作っておけるので、そんなに面倒ではないと思います。トッピングはお好みでアレンジしてくださいね。
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