テーブル拭きには水拭きをしている方が多いと思いますが、残念ながらそれだけでは雑菌はキレイに拭き取れていなく、水拭きで使った布巾に付着していた雑菌をテーブルに広げている可能性があります。
また、見えていない所に食べこぼしなどの汚れが残っていることもあります。
テーブルには、無垢材ではオイル塗装やウレタン塗装、ガラス製、大理石などの素材があり、水拭きをするとシミになってしまったり、キズが残ってしまったりお手入れが難しいものもあります。
お手入れがしやすい加工のテーブルが多いと思いますが、心配な場合は、テーブルの裏面で少し試し拭きをして確認してください。
食卓を囲んだり、子供が勉強したり、普段どのようにテーブルを使っているかで掃除の仕方も様々です。
そこでおすすめしたい、拭き取り用シートとスプレー掃除を使った掃除方法ですが、それぞれの選び方と使い方をご紹介します。
手軽に拭き取り掃除ができるので常備しておきたいアイテムです。一度封を開けると次第に乾いてしまいますが、その場合は除菌スプレーを吹きかければ使うことができます。
1.アルコール、ノンアルコールのタイプがありますが、どちらも除菌効果はあります。
アルコールタイプは殺菌効果が高いですが、テーブル素材によっては使えないものもあります。
ノンアルコールタイプはアルコールほどの殺菌効果が期待できませんが、アルコールに変わる除菌成分が入っているので手肌に優しく手指や口の拭き取りにも使えます。
2.重曹入りシート、セスキクリーナーなどたくさんの種類があり選ぶのに悩みますが、除菌と汚れ落としの両方が出来るタイプをおすすめします。
3.小さな携帯用サイズよりは大判のシートが手に持ちやすくしっかり拭きやすいですが、テーブルの広さ、シートの香りや取り出しやすさにも違いがあるので、色々試して好みに合ったものを選んでください。
テーブルにシートの水気が残りますので、新しいキッチンペーパーで乾拭きをします。
さらに除菌効果を高めたい場合、アルコールが使えるテーブル素材であれば、殺菌効果の高いアルコールシートで仕上げます。
いずれも使用後、あまり汚れていなければ食器や鍋、フライパンなどの汚れを拭ってから捨てて再利用しましょう。
毎回しっかり拭き取りたい場合はスプレーがおすすめです。
特に小さなお子様がいる場合は食べこぼしの他に、椅子やテーブル周りの汚れの拭き取りも加わり、シートクリーナー1枚では拭ききれない場合があります。
キッチン用アルコールスプレーの中でも「食卓用」のテーブルの拭き取りにも使えるものを選びます。
1.なるべくナチュラルなものを使いたいですが、重曹やセスキよりも、汚れ落とし、除菌、消臭効果の一番高い「アルカリ電解水」がおすすめです。
水から出来ているため二度拭きが不要でガラステーブルなどには適しています。
ただし、アルカリ度が高いので手荒れの心配があります。肌の弱い方はゴム手袋を着用してください。
2.前項のシートクリーナーでも説明しましたが、アルコールが使えないテーブル素材もあります。使えるかどうかスプレーの「使用上の注意」を必ず確認してください。
3.香りや効果が気に入ってもスプレーボトルが使いにくいとたちまち使えない掃除グッズとなってしまいます。
浴室やトイレ用など他の掃除スプレーで使いやすいメーカーのものがあれば、同じメーカーのものから試してみるのがおすすめの選び方です。
拭き取りにはシートクリーナーと同様に、新しいキッチンペーパーを使うのがおすすめです。
1.テーブルに直接吹きかける時は、テーブルそばのAV機器にかからないように、テーブル下に赤ちゃんやペットがいないかどうかに注意してください。心配な場合は布巾やクロスに吹きかけてから拭き掃除をします。
2.シートクリーナーと同様、使い終わったキッチンペーパーは食器汚れの拭き取りに使い回します。
3.除菌をしっかりしたい場合は、アルコールが使えるテーブルであればアルコールスプレーを使って仕上げます。
おすすめのテーブル掃除方法はいかがでしたでしょうか。テーブルは毎日欠かさず使うところなので簡単な拭き掃除となりがちですし、逆にテーブルが書類や新聞などで物置となっていて拭き取りが不十分な場合もあります。
ぜひこの機会に見えない「雑菌」の存在を意識し、シートクリーナーと拭き取り用スプレーを導入してテーブル全体をリセットしてはいかがでしょうか。
ライター:タスカジさん 初穂さん
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