まずはウッドデッキを作る場所と形状、サイズを決めます。
私の場合、並んだ窓を覆うサイズのデッキを作ります。
そのサイズは横幅約5m、奥行き4mです。
デッキの高さは窓から降りる際になるべく段差ができないように
窓のサッシ下まで上げることにします。
次に専用の3D CADでウッドデッキの設計をします。
このソフトはメーカから無料で提供されているので誰でも使えます。
アルミフレームの形状やサイズを選び、それらを組み合わせて
設計します。
私は40×40mmサイズのフレームを使用しました。
また将来的には屋根を作りたいため、屋根部分も設計しています。
このCADでは木材は描けないためフレーム部分だけとなっています。
実際には杉板をフレームの上に固定してウッドデッキになります。
まずはウッドデッキの下部分に雑草が生えないように除草、防草作業を
行います。
除草剤を散布した後に防草シートを敷いて、
今後手入れしないでいいようにします。
次にアルミフレームを組み立ててデッキ土台を仮組みします。
アルミフレームの組立ては六角レンチでボルトを締めるだけなので
誰でも簡単に作業できます。
組立てた後は鋼製束を数か所セットしてウッドデッキの高さや
レベル調整を行います。
鋼製束はデッキへの荷重のかかり方を考えて、
均等になるように設置します。
最後に土台足の部分に目印をつけて防草シートを切り抜きます。
将来、屋根を作る予定なので今回は基礎を作ります。
ウッドデッキの足にそれぞれ独立基礎を作って地中に埋めます。
アルミフレームはコンクリートの中に直接入れて固めることが
できるので、簡単に基礎が作れます。
デッキの足がくる部分に穴を掘り、コンクリートブロックを入れて
その穴にアルミフレームを通してコンクリートで固めます。
屋根の高さを約2.5mと考えているため500mmほど埋めて
基礎にしています。
この基礎を9か所作りました。
土台基礎のコンクリートが固まると土で埋戻し、
土台下全体に砂利を敷き詰めて土台の完成です。
塗装した木材をアルミフレームの上に並べてスクリュービスで固定します。
アルミは柔らかい材料なので穴あけ加工やビスの打ち込みを
簡単に行うことができます。
ここでは電動ドライバとドリルだけで作業ができます。
全ての床材を固定できればウッドデッキの完成です。
このウッドデッキのポイントは3D CADでの設計(各寸法だしや部品決め)と
独立基礎を作る作業です。
ただ屋根を必要としないデッキであれば基礎は不要かもしれません。
3D CADはフレームDIYラボのYouTubeでインストール方法や作図方法を
紹介していますので、そちらを参考にして下さい。
またウッドデッキを作る一連の作業様子もYouTubeで紹介しています。
①ウッドデッキDIY(CAD設計編)
この作り方は特殊な道具や技術は不要でアルミフレームの加工も
特に必要ありません。
3D CADを使った設計を行えば、その図面に必要な部品を
メーカで準備して発送してくれるので
後は組み立てるだけです。
アルミなので耐久性も高く長期間使えるウッドデッキなので
興味がある方は是非挑戦してみて下さい。
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