冷蔵庫以上に、何が入っているのか分からないのが冷凍庫。自分でフリージングしたお肉もいつ冷凍したものかわからない、なんてこともありますよね。
何がどこに、どれだけあるのかわからないことは、プチストレスにつながりますので、それを解消するための3つのポイントをお伝えします。
その前に、まずは賞味期限の切れているものと、多すぎる保冷材を冷凍庫から出すのをお忘れなく!
そして、今日の夕飯に使えそうなものがあれば、冷蔵庫に移して解凍させておきましょう。それだけでも、場所に余裕が生まれます。
保冷材に関しても、冬場は保冷材を使う機会もそう多くはないはずです。キャンプ用にと、大きな保冷剤がそのまま冷凍庫に眠っていませんか?
夏場まで、別の場所で保管しましょう!我が家でもかき氷用に作っていた、大きな氷を取り出して、スペースを作りました。
まず、片付いていない冷凍庫には共通点があります。それは、立てて収納されていないこと!です。
次から次へと空いている場所へモノを押し込めた結果、どこに何があるのか、自分でもわからなくなり、時系列に考えて、このあたりかな?と探し出す悪循環……。
冷凍庫にモノを入れるときには『立てる』ことから始めてみてください。こうすることで、視界にすべてが入るため、例えば湯豆腐の薬味に使いたい青ネギもさっと見つけることができます!
続いてのポイントは、ジャンルごとに整列させることです。冷凍庫の大きさにもよりますが、縦に3列くらいに並べるつもりで、空間を作ります。
ここでのポイントは横ではなく、縦に間仕切りするということです。ブックエンドを仕切りにしてもいいですし、100均のプラカゴなどでも代用できます。
≪収納例≫
縦ライン1:冷凍の肉・魚
縦ライン2:冷凍食品(日常のおかず・お弁当用)
縦ライン3:その他ストックしている冷凍品
買ってきたお肉をすぐに食べない場合、下味をつけて冷凍しておくことで、素早く料理できるだけでなく、保存しながら味がしみこみますので、おいしさもアップします。
整列させるエリアの幅に合わせたジップロックなどを利用して、薄く平たく伸ばし保存しましょう。
ちなみに、冷気の最も強い部分は冷凍庫の冷気吹き出し口です。冷凍する際には、この冷気噴き出し口にアルミトレイを置き、その上に冷凍させたいものを乗せ、保冷剤(大きめで冷えているもの)でサンドすると、さらに急速冷凍ができます。
我が家でも急速冷凍する場所は何も置かず、フリースペースにしておき、いつでも冷凍がさっとできる状態にしています。
多くの冷蔵庫に、切り替え室が付いています。この場所を常に同じ設定にしておくのはもったいない!
上手に利用することで冷蔵庫にゆとりと秩序が生まれます。
例えば、夏場は『冷凍庫』にしてアイス専用にする、冬場は『野菜室』にしていただきものの野菜を保存する、など、その時々に合わせてアレンジして使うことをオススメします。
我が家の切り替え室は、『パン専用の冷凍庫』として使うことが多いです。コストコなどで購入した大量のパンも、この切り替え室で待機します。
子どもたちもここにはパンがあることを承知していますので、帰宅してお腹が空いていると、自分でパンを焼いて食べています。
ホームパーティが増える時期にもここを空にしておけば、いただきもののスイーツやドリンクもさっとしまうことができます。
余談ですが、ホームパーティの際には、このスペースを『ドリンクコーナー』にして、各自好きなタイミングで好きなドリンクを飲めるようにしています。
冷凍庫の整理について、3つのポイントをお伝えしました。タスカジさんの現場でも、お肉に下味をつけてフリージングして欲しいというリクエストもいただきます。
ジップロックに日付と内容を書いておくと、さらにわかりやすいですね。冷蔵庫同様、冷凍庫の整理も寒い季節がおすすめです!
頭の運動と思って、ジャンル分けしたものをパズルのように立てて収納してみてくださいね。自分仕様になったオリジナルの冷蔵庫が愛おしく感じると思います。
ライター:タスカジさん aki
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