名前の通りアクリル100%の毛糸で作られたたわしです。アクリル毛糸の細かい繊維が洗剤を使わずとも水だけで油汚れも茶渋もキレイに落とせてしまう優秀アイテムです。「アクリル毛糸たわし」と検索すると作り方の紹介サイトがたくさんヒットしますが、好みのデザインや色で作れる魅力もあり手作りの趣味としても人気があります。
キッチン用、浴室用などの掃除用スポンジは、使っているうちにすぐへたれてしまい、いずれは買い替えが必要ですがアクリル毛糸たわしはとても丈夫でスポンジより長く活躍します。使い方次第とも思いますが、目安として筆者宅では、キッチン用スポンジは1か月に1回は替えたくなりますが、アクリル毛糸たわしは汚れてきて替えたくなるのが1年後くらいでした。
手作り品のサイトでも購入できますが、ご自身で編んでみたい方はかぎ針を使って細編みで簡単に作ることができます。アクリル毛糸やかぎ針は100円ショップでも手に入り、製作時間もそれほどかかりません。さまざまな編み方で可愛い形にするのも楽しそうですが、気軽に挑戦するには、筆者の経験から正方形の細編みで十分だと思います。
購入する。又は、手編みにしても、使いやすいサイズであることは最も重要です。適しているのは自分の手のひらの大きさです。手のひら全体を使えるので、キッチンでは皿や鍋が洗いやすいですし、浴槽掃除にも最適です。大きすぎると蛇口周りなどの細かい部分の掃除が扱いにくくなるので手のひらサイズをおすすめします。
アクリル毛糸の性質を活かして「洗い流す」又は「拭き取る」という状況で活用できます。主な箇所を下の通りご紹介します。
使い初めは油汚れが少ないコップやマグカップからお試しください。茶渋はとてもキレイに落とせます。使い慣れてきたら、シンク掃除に使うとステンレスはピカピカに光ります。強い油汚れには予め新聞紙などで油分を拭き取ってから、アクリル毛糸たわしで洗い流します。コップ用(油汚れ少ない用)、鍋用(油汚れ用)、シンク用の3種類に分けるのもおすすめです。ギトギトな油汚れを洗う場合や、汚れが落とせてない感じがしたら洗剤を使ってください。
掃除を後回しにしがちな箇所ですが、アクリル毛糸たわしを1つ置いてあれば、ホコリが溜まりやすいシンクや、水垢や化粧品の油分などが付着しやすい蛇口回りは、気づいた時にさっと簡単にキレイに掃除ができます。と目に付きやすい可愛い色合いやデザインのものが「すぐ拭き掃除」につながりやすくなるのでおすすめです。
浴室用洗剤を使わずとも、浴槽内に付いた湯垢はこするだけでとてもキレイに落とせます。バスグッズや鏡にこびりついた手強い水垢汚れですは、アクリル毛糸たわしを使っているうちに少しずつそのこびりついた汚れが少しずつ落ちていきます。ただ、床の凹凸面には向きませんので、そこはブラシで汚れを落としてください。
靴墨を使った靴磨きができない場合、アクリル毛糸たわしがあれば、簡単なさっとひと拭きでとてもキレイに磨けます。ただし、靴の素材によって専用のお手入れ方法がある場合はそれに従ってください。
窓に付いた手垢やくもりにも、アクリル毛糸たわしでキレイに落とせます。来客などの急な対応に役立ちます。
濡れると乾くまでに時間がかかりますが、濡れたままの状態では菌が繁殖してしまいます。1日の使い終わりに、熱湯をかけて消毒をする。又は漂白剤で除菌してから、天日干しで乾かすのがおすすめです。アクリル毛糸たわしは何枚か洗い替えがあると便利です。
おすすめのアクリル毛糸たわし活用術はいかがでしょうか?筆者はとても簡単で15分ほどで編めてしまう点がとても気に入り、友人にプレゼントするほどたくさん編みました。手作りもイチオシなのですが、まずは1つ手に入れて、手作りの楽しさと同じくらい嬉しくなってしまう「汚れ落ちの効果」も体感してみてください。
ライター名:タスカジさん 初穂さん
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